2026年9月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、キングオブコント2026ファイナリスト発表での会見で「むちゃくちゃ水を差す」質問をした記者に驚いたと語っていた。
山里亮太:記者会見やっててさ、みんなね記者の方が凄い来ててさ。やっぱね、注目のやつがインタビューとかすんだけど。俺、記者さんって凄いなぁと思ったのがさ、1個あって。
記者の質問って、やっぱなんかもう腕じゃない。言ったらね、記者が質問するって、お笑いがネタやるのと同じぐらい大事なとこじゃない?だから、それでやっぱみんなそれぞれ質問力みたいなのあるじゃん。
で、俺凄いなぁと思ったことがあって。ダウ90000の蓮見君がさ、ずっと言ってるじゃない?「お笑いが流行ってない」っつって。で、そこのワードはやっぱちゃんと使ってね、質問したりとかするわけよ。
「ダウ90000蓮見さんに聞きたいんですけど、お笑い流行ってないということで、この大会で誰が優勝すれば、お笑い流行ると思いますか?」みたいなことを聞くわけ。
そしたら蓮見君は上手いのよ、そこも切り返しが。「いや、それは誰が優勝してどう流行るとじゃなくて、みんなでこの大会でそのお笑いが流行るのを一歩進めてくっていう方にやっていきたいと思います」って。
もう100点じゃない。さすがよ、天才・蓮見と。そしたらその後に、記者の方が「じゃあ、逆にこの人が優勝しちゃったらお笑いが流行らなくなっちゃうっていうのは誰ですか?」って聞いたの。
いや、凄いよね。これもう本当になんか…いや、凄いなって。よくそんな嫌な質問が思いつくなって。「やっぱ凄いな、記者の人って」と思って。だって、めちゃくちゃ嫌な質問じゃん。
で、それをやっぱ、どう答えても誰も幸せにならない。でもニュースにはちゃんとなるっていう。で、ニュース特有の嫌なことっていうのは、やっぱニュースでバズりやすいっていうから、そういう嫌なことを書く種を撒くのが、やっぱ凄い腕あるなっていうか、めちゃくちゃ上手いなぁと思って。
だって、関わる人が誰一人、幸せにならない。記事だけが盛り上がる質問なんて、やっぱ考えつかないから、「やっぱ腕あるなぁ」と思って、俺、横で見てて。
このなんか意地悪な、記事さえ盛り上がれば…多分、盛り上がんないんだけど。記事さえ盛り上がればいいという、この意地悪な質問に対して、蓮見君がちゃんとバシッと斬って。
あの時に痺れたなぁ、俺は。それにさ、なんかヘラヘラしながら赤メガネさ、「おっと、そんなこと聞いちゃうんですか?」って言ってる俺の安っぽさ。
でも、凄いなぁと思って。やっぱ記者の人って、それでも仕事じゃない。センセーショナルなものにしなきゃいけないっていう。いや、心殺してやってると思うんだよ、その方だって。
だって、むちゃくちゃ水差すわけだよ。わかってやってるんだもん。これから、みんなで頑張ろうって言ってる時に、「こんな人が優勝したら流行らなくなるのは、誰と思ってます?」って。いや、だからあれは本当辛かったと思う、記者の方も。
会社の方針なのかもしれないけど。いや、そりぁそうだよ。もう奥歯砕けるぐらい食い縛りながら、「仕事のため」っつってやったと思うよ。お笑いの質問しに来てて、あんなこと言わなきゃいけないって、俺が記者だったら辛いもん、できない、普通は。でも、プロってそういうことだよね。
いや、だから俺はあそこにプロの格好良さを見た。いや言えない、普通は言えない。「こんな人が優勝したらお笑いブーム終わると思う人、誰ですか?」って質問、言えないよ。
お金をもらうっていう。俺、凄いと思うもん、マジで。いや本当、尊敬します。


