2026年8月12日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は旧世代の劇場版ドラえもんを彷彿とさせる「不穏」な部分があって良かったと指摘していた。
佐久間宣行:最近面白かったエンタメは映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』です。『ちいかわ』はですね、まぁたくさんね、語られてると思うんすけど、かなり良かったです。
何が良かったっていうか、なんつったらいいんだろう。映画全体の細部の設計が凄くちゃんとしてましたね。
もちろん、俺はたまたま漫画を全部読んでたから、設定は全部知ってたんで。アニメからこの映画から知ったわけじゃないってアドバンテージはあるにせよ、でも、映画としてのなんか音響の設定からいろんなもののデザインとか、あんな太い線なのに気持ちよく動くとくかっていうのが、映画としての楽しみとか面白味もちゃんとありましたけどね。
で、ちいかわって、キャラクターと世界観はもう既に圧倒的に強いから、ぶっちゃけもうちょっと楽な作り方はあるはずなんすよ。というか、それでお客さんが入ると思うんだけど、背景の情報量とかキャラクターの置き方というか、ちょっとした間とか。「なんでこれ今これ見せてるんだろう?」とかっていうのとかの伏線とか、キャラクターのその1個1個も、巨大IPの劇場版なのに、雑なところがほとんどないっていう感じがしましたね。
で、世界の構築が徹底してる感じしたっていうのがあるのと、あとは、あの作品はやっぱり歌がキーになってるから、劇場で見る価値がちゃんとある映画になってて。
で、子供たちにとっては、ちゃんと初めて見るちょっとホラーっぽいものでもあるから。そういう意味で言うと、映画体験としてもなんか、なんていうのかな、不穏なものをちゃんと残しながら帰すっていう意味でも、なんか初めて見る映画としても凄い良いんじゃないかなと思った。
俺もだって、ドラえもんの劇場版、今はわかんないけど昔の時って怖かったもんね、ちゃんとね。ちゃんと怖かったじゃん。特に、のび太たちが石になっちゃうやつ、俺泣いたもん。
みたいな、ショックもちゃんとあるから、ちゃんと怖がらせるところはちゃんと怖がらせてて、凄いなんか子供の頃見る映画としてもいいなと思ったし。俺はね、朝一で見に行ったんでね、泣き叫ぶ子供がいたなのは悪くなかったです、逆に(笑)
でも、なんか子供には受け止められないようなストーリーじゃないし、ちょうど考えられるストーリーってのが凄く良かったなと思いました。



