2026年4月6日放送のFMヨコハマのラジオ番組『深夜の音楽食堂』にて、俳優・松重豊が『孤独のグルメ』でスタッフが実際に足を運んで取り上げられる店は「30軒に1軒」という事実に衝撃を受けていた。
松重豊:「ザ・孤独のグルメ」っていうのは…ぐっさんは、これまで200軒近く回ってきて。「ザ・孤独のグルメ」って、ぐっさんにとってはなんですか?
脚本家・田口佳宏:他のグルメ番組が取り上げるような、じゃなくて。人もよくて味もよくて。とにかく行きたくなるなってお店ですね。
松重豊:「お店の人」って大きいですよね。
田口佳宏:大きいですね。そこが一番大事と言ってもいいぐらい。
松重豊:結局、この店選びっていうのは、ぐっさんが「ここいいよ」っていう口コミだったり、カサが「ここなんか良さそうですよ」っていう。まず最初、1人で行くの?
プロデューサー・笠島倫立:大体1人が多いですね。
松重豊:1人で行く?
笠島倫立:はい。全員で色々お店を出し合って、「ここ良さそうだね」っていうところ、「じゃあ僕、今日昼行ってきます」みたいな形で行ってみて。
松重豊:うん。
笠島倫立:で、その、今「人がいい」ってお話でしたけど、やっぱりたまたまた行った時に「こんなお客さんいたよ」とか、「こんなやり取りをご主人としてたよ」みたいなことをやっぱり共有して。
松重豊:うん。
笠島倫立:「こんなことありました」って、「ああ、それ面白いね」っていうところがあったら、やっぱりそこがプラスアルファにしてくるので。
松重豊:うん。
笠島倫立:そういうお店にやっぱまたみんなも行ってみよう、みたいな形はよくあります。
松重豊:で、行って、どのぐらいの確率で「もう1回ちょっとみんなに食べさせようかな」っていう。確率的には、打率何割ぐらい?
笠島倫立:僕の今の体感だと、30〜40軒に…ぐらいに1回バーっと出てきて。その中でみんなそれぞれ行って、「あ、ここすごい良かったです」っていうのは、やっぱり30分の1とか40分の1くらい。
松重豊:1/30?いやぁ、そんなぐらい?それは昔から変わらず?
田口佳宏:変わらずですね。
松重豊:うん、それは凄いっすよ。1/30なんだから、打率なんか換算できないね。へぇ、その中で「ここいいんじゃないか?」ってなると、次はどういうステップを踏むんですか?
笠島倫立:やっぱり一人「いいよ」って言った時点で、ちょっと他の、例えば「田口さん行ってください」とか、「各監督行ってみてください」。で、全員が「あ、ここやっぱ良かったね」っていう形になった場合、もう一度全員で行って、「メニューどうしようか」っていう相談をして。で、「このメニューと、このメニューと、このメニューだったらいいね」っていう形になって、初めてお店に交渉という形になりますね。
松重豊:でもその時点でちょっと怪しまれるよね。
田口佳宏:怪しまれます。
笠島倫立:怪しまれます(笑)
松重豊:どんな怪しまれ方する?
笠島倫立:分かりやすく言うと、例えば井川監督だったら、結構ご主人にいろんな料理のことを聞いたりとか、色々聞くんですよね。
松重豊:聞き上手でね、それでね、笑い上手なんですよ。だから相手が気持ちよくなるんじゃないかなっていう笑い方をね、適当に入れるんでね。
笠島倫立:ザ・バラエティの笑い方を(笑)
松重豊:ふらっと久住の時にね、必要以上の笑い方をしてね、ちょっとバッシングされたこともあって(笑)
笠島倫立:ふふ(笑)で、ご主人の方に交渉して、「実はあの、我々スタッフで何度も来させてもらって、実はあの時来てたあの方が監督で」って言ったら、「やっぱりそうだったんだ、怪しいと思ったんだわ」ってよく言われます(笑)
松重豊:ああ。


