2025年11月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、映画『ラヂオの時間』など自分の属するジャンルの漫画や映画などを楽しめない理由について語っていた。
伊集院光:自分が属してるジャンルの漫画とか、映画とかを楽しめないことが多い。ラジオパーソナリティを舞台にした映画、ほぼほぼダメだね。で、邦画みたいに、近きゃ近いほどダメだね。
で、しかも邦画だとさ、日本人の俳優さんがやるじゃん。そうするとさ、その人は別にさ、本当のラジオやってもおかしくないじゃん。俳優さんだってラジオやるから。なんか多分、その辺りに腹が立つ感じとか。
で、「そんなんじゃねぇよ」って思いながら。「そんなんじゃねぇよ」って思いながら 、俺のやってるそんなんがスタンダードかって言うと、スタンダードじゃないじゃん。映画で言うと、よく言うけど『ラヂオの時間』がヒットするのは凄いわかる。多分、「ラジオの映画、何知ってますか?」って言ったら、みんな三谷幸喜さん作の『ラヂオの時間』を挙げるけど。
でも、ラジオに関わってる人は多分、一人も面白いと思ってないと思う。一人も面白い と思ってないってよりは、ちゃんと物語として、楽しめる、分けられる人は分けられるけど、多分苦笑いしながら「そんな感じになっちゃうんだ」みたいな見方をしてると思う。
だから、その人の属している職業モノの漫画とか、面白いかどうかが多分、俺は冷静に分けらんないから。『ROOKIES』の森田先生、凄いよくしてもらってるし、森田先生、それこそオリジナルのカード「描きましょうか?」とか、わざわざメールいただいたりとかしてるけど。
『べしゃり暮らし』になると、もう照れ臭くて見れないんだよね。もうそれは俺のジャンルのことだから。ねで、あと多分俺の思うラジオパーソナリティは、必ず柄パンの裾からだらしなく金玉が伸びているけど、おそらく集英社も小学館もダメなんだと思う(笑)
みんな伸びてんだよ(笑)今までの歴代パーソナリティは、中島みゆきも、ユーミンもみんな金玉が伸びてきたんだけれども、それは漫画のコードっていうものがあるから、多分ダメなんだろうという風に私は考えているんですけど。


