2025年10月29日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、ホリとのライブの打ち合わせをしてオードリー若林との『たりないふたり』を思い出したと告白していた。
山里亮太:モノマネのホリさんの単独ライブで出してもらったんですよ。ホリさんがやってらっしゃるライブで、なんかあの「サプライズで出てくれませんか?」みたいな連絡いただいて。
まぁ、言ったら「ご本人登場」でね。ホリさんってほら、一人で南海キャンディーズやるから、それでまず、おしずと漫才やる、と。で、そこの途中で俺も出てくるみたいなやつで、なんか全部、ホリさんがわざわざ漫才の台本を書いてくれて。
で、モノマネの人って何が凄いかって、モノマネするからその時にこういうセリフ言おうとかあるじゃない。で、ホリさんは俺も相方もできるから、2つの脳でやっぱ南海キャンディーズっぽい漫才をちゃんと書いてくれてて。
で、3人で打ち合わせしてても、なんかこう「オチがどうしたらいいかなぁと思うんですよね」なんて言うから。「いや、ホリさん」と。そこはまぁ、言っても南海キャンディーズ歴で言うと私がね、芸歴、すなわち南海キャンディーズで、この私に、ちょっとお力をお貸ししましょう、と。
で、「こんな感じでオチどうですか?」とかって、バーンとこうやっぱね、すぐ出てくんのよ、俺なんかは、ここはね。
まぁ採用してくんない。やっぱね、感じたね。これね、本当にピンでやってらっしゃる方の特徴なんだけどね。やっぱね、自分をめちゃくちゃ持ってるから、違う時に受け入れなさが凄い。
「はい、それまぁそうですねぇ…」って。「あれ?え、違うの?」って。俺、本物だよって。南海キャンディーズなんだよ、俺。俺作ってんだよ、ネタ。その俺が、今、オチを作ったんだよ。
そしたら、でも「そうっすねぇ…なんか決まんないんですよねぇ」って。「あ、じゃあこれどうですかね?」っつって。しかもなんかね、ZOOMで打ち合せだったの。そこに台本が出てて、台本をこうホリさんがメインで書きながらやるんだけど。
違う時はね、修正の文字が動かないのよ(笑)「じゃあ、こんなんどうんすかね」って言ってる時に、「ああ、なるほど…」って言って動かなくて。で、相変わらずおしずはダースベーダーよろしく「コーホー、コーホー…」ってずっと言ってるしさ。
で、何個かやって、「じゃあ、これは?」っつって、そしたら「あっ!じゃあそれにしましょうか」みたいな、カタカタカタって動いて「ああ、よかったぁ」って。南海キャンディーズでやってる時、そんなことないから。
もうそんなことしようもんなら、もう南海キャンディーズで。もう大変よ、「あん?」っつって。
でも、それは嫌とかじゃなくて、なんかでも分かるじゃん。ピン芸人の人、みんなそうよ結構。一人でずっと全部戦ってきてるから、そこら辺のこだわり凄くて。で、オチもまぁ作って。で、やっぱ緊張よ、サプライズ登場ってさ、ホリさんそこまでもうどかすかウケてんだよ。
それはモノマネ凄いじゃん。それでサプライズ登場で出るってさ…ウチの相方もちょっと楽屋で緊張しちゃって。ネタ合わせしようにもさ、俺とやってもしょうがないから。壁に向かってブツブツ一人でやったりとかしてるからさ。俺の時は見せたことない姿だなと思って。
で、ライブの終盤だったから、登場が。ちょっとおしずとね、「段取りもう一回、確認しようか」って確認して。「あ、山ちゃん、ちょっとここなんだけど、少し変わっててん」って。「あ、何?」って言ったら、俺のオチ、変わってたのよ。
「あれ?このオチになってんの?」「うん、なんか変わってん」って。あのね、たりないふたり以来よ。こんなに採用されないの。思い出したよ、若ちゃんを。


