2025年10月5日配信開始のYouTubeチャンネル「西野亮廣/Akihiro Nishino」にて、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、ダウンタウンの配信サービス「DOWNTOWN+」にノータッチにも関わらず「噛んでいるのでは」と言われる理由について言及していた。
西野亮廣:「DOWNTOWN+」でしょ、めちゃくちゃ言われんの。あれ、多分…めっちゃ言われるんです、それは何かって言うと、ダウンタウンさんの『本音ではしご酒』っていう、ダウンタウンさんと坂上忍さんがやられていた番組に、出させていただいて。
その時に、松本さんの方から「西野がダウンタウンをプロデュースするんだったら、どうするの?」みたいなことを聞かれたんですよ。僕、もうその時ベロンベロンだからね、酔っ払って。
その大先輩に偉そうに、「一つです」と。それは何かって言うと、やっぱり芸人、タレントさんの最大の弱点は…弱点って言うのか、それは分からない、言い方、間違ってるような気もするんですけど。
やっぱりスポンサーさんに話を通さなきゃいけない。それは、凄いありがたい存在なんですよ。俺ら、どれだけお世話になってるんだって話だから。ですが、一つ問題は、ハンコを押す人と、「いいよ」ってハンコを押す人と、松本さんと、どちらが面白いのって。
ハンコを押す人がまだ、測れていない面白さが松本さんの方にはある可能性の方がデカいわけでしょ。せっかく面白い企画なのにも関わらず、ハンコを押す人が「ちょっと見えないなぁ」ってパンッて弾かれてしまった時に、僕は松本さんの面白いが一つ減ってしまうのはイヤだなぁって。
「なので、スポンサーさんベースで仕事をするのも僕は絶対に必要だと思いつつも、一方で、松本さん、ダウンタウンさんがダイレクト課金をとって、お客さんからサブスクでお金をいただいて、ダウンタウンさんのネタを見たいとか。漫才を見たい、コントを見たい、企画を見たいっていう方に向けて、心置きなく松本さんの面白いをやってください、それを見たいです」っていう。
サブスクをやってくださいっていうのを、5~6年前にお話をしたことがあったんです、偉そうにね。また優しいから、あの二人も聞いてくださって、「なるほどなぁ」って聞いてくださってさ。
っていうのがあって、このたびの「DOWNTOWN+」だから。「西野、噛んでんでしょ?」って、まさかそんなことはない(笑)まさか噛んではないですけど。それは、単純に時代の流れで「それはそうなるよな」っていう話だと思うんですけど。
別に自分が出したアイデアでもなければ、それは時代が決めたことだから。だから、僕は全くノータッチだってことを、これをお伝えしておきたい、じゃないとめっちゃくちゃ言われるんで。

