東野幸治、『ダウンタウンのごっつええ感じ』が既存のコントと一線を画していたのは松本人志が「コントの作り方が分からず、我流で作っていたから」と明かす

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2020年3月6日配信開始となったJookeyのYouTube動画『酒と話と徳井と芸人』第98回にて、お笑い芸人・東野幸治が、『ダウンタウンのごっつええ感じ』が既存のコントと一線を画していたのは松本人志が「コントの作り方が分からず、我流で作っていたから」と明かしていた。

徳井健太:噂聞きましたもん、色んな。「『ごっつ』はリハをやらない」と。もう、一発本番でいくけど、カメラマンさんは演者たちがどんなボケしてくるから分からないから、とりあえず広い視野で見ておかなきゃいけない、と。

東野幸治:うん。

徳井健太:で、たとえば松本さんが小さい場所でボケた、それがめっちゃ面白かった。その時、撮れてませんでした。そのカメラマンが、次の週からいなくなるっていう。

東野幸治:そんなことないんちゃう?(笑)

徳井健太:マジですか?そう聞きましたよ、「あ、リハやんねんだ?」って。

東野幸治:多分…この間、そんな話を松本さんとしてたけど。

徳井健太:へぇ。

東野幸治:松本さん自身が言うてたけど、作り方とか、よう分かれへんかってんって。

徳井健太:ああ、なるほど。若すぎて?

東野幸治:まだ若いし、コントとかの作り方も、我流中の我流やから。

徳井健太:そうか。さすが1期生だな。

東野幸治:だから、台本ないから。

徳井健太:え?そうなんですか。台本ないんですか?口で誰かに言ったってことですか?

東野幸治:だから、たとえば…松本さんがメインで考えるコントと、そうじゃない、俺らがやるコントとかあるやん。それは一応、叩きの台本があんねんけど。メインの松本さんがやってた「子連れ狼」とか。

徳井健太:「トカゲのおっさん」とか。

東野幸治:うん、あと、「Mr.BATER」とかは、設定だけ前の週の打ち合わせで決めんのよ。

徳井健太:うわぁ。

東野幸治:で、「じゃあ、どうする?」って言うて、長テーブルのところで、口伝えで始まんのよ。

徳井健太:ミニコントみたいな感じってことですか?

東野幸治:そう、そう。ミニコントみたいなんを一応やって、軽くリハやって、で、「じゃあこれで一回やろか」って。だから、口伝えやねん。

徳井健太:じゃあ、誰もハッキリとは覚えてないですね。

東野幸治:そう、ハッキリ覚えてないし、決めっていうセリフはないし。

徳井健太:オチはどうするんですか?

東野幸治:それは決まってんねん。順番もオチも決まってるけど、メインのポイント、ポイントは。

徳井健太:へぇ。

東野幸治:だから、天現寺から高速乗るのは決まってんねん。

徳井健太:ああ。

東野幸治:天現寺から乗るのは決まってるけど、そこ天現寺まで行く道中はこっちの自由やし。

徳井健太:ああ。

東野幸治:っていうやり方で、ポイント、ポイントは決まってるから。

徳井健太:格好いいなぁ。

東野幸治:格好よくないよ、だって、それしか知らないしっていう感じで、多分やってたと思う。だから終わってから、「次回のコントの収録、何する?」って、話し合いみたいなんを松本さんを中心に。俺らも帰られへんし、残ってやるっていう。

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