2025年9月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ラジオ局に電話をかけてくる高齢者の驚きの言動について語っていた。
伊集院光:これが結局のところ、仕事離れたりとかしてくと、俺の社交性では多分、誰とも話さない日々ってのは来るわけ。
昔さ、この番組の企画で…この番組も30周年間近ってことだから、そういうことなんだけどさ。30年までいかないけど、番組始まった頃に、いろんなアルバイトをやってみようっていう企画の中で、TBSラジオの電話受けのバイトをしたことがあって。
その電話受けっていうのは、もう今やなくなったシステムなんだけど。メールとかFAXとかはがきの他に、「今からネタがある人とか、意見がある人はこの番号に電話ください」っつって。
そうすると、20人ぐらい電話受けのアルバイトがいて、一斉に電話が鳴って「もしもし」っつって、今のテーマについて「まずお名前は?」とか、「電話番号は?」って聞いて、「今日のテーマは何々なんですけど」なんて言うと、「自分はね、こうでね、こう思うんだよ」っていうのを、大体要約してサササッて書いて、で、それをディレクターに渡すっていう。
で、例えば「声のトーンは明るい」とか、「お話が上手だ」みたいなことを、ある程度チェックして。あと、その言いたいネタみたいな。まぁ、その番組割と社会的な番組だからいいですけど、昔は何でもやってたよね。
だから、分かんないけど、この番組が今はそのメールとおはがきですけど、あとFAXですけど、電話受けでやってると、「恥骨を木槌でコツコツと」みたいな奴も昔は電話受けでやってたんだよ、そんなの。
割と珍文・奇文みたいなの。それはなんか社会への意見みたいな番組の電話受けだったから、まぁまぁこういうことでお怒りだみたいなことを書いて。で、「怒ってる」とかあと「穏やかにお話ができる」みたいなのを書いて渡すって仕事してたんだけど。
その時点で、電話とった途端に、「女出せ、女!」って言って切るじいさんとかいたよ。要はお話がしたい人っていう。

