2025年9月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、『DayDay.』での鳥人間コンテスト特集で恨み辛みのこもったイヤミを言ってやろうかと思ってできなかった理由について語っていた。
山里亮太:『DayDay.』なんか本当楽しくやらせてもらってますよ、本当に。そう、今日だってね、もう今夜放送ということで、鳥人間コンテスト特集やってましたよ、本当に。
特集やるって言うので、前日にね、「あのちょっと…山ちゃん、特集をやることになってます」と。「ああ、全然、全然。それはもちろんいいですよ、それは」って。
で、「向こうさんのご意向で、あの…山里さん2011年から2018年までプラットフォームにいたんですよ、みたいなレーションの後、『鳥人間コンテストで一番覚えてるのは何ですか?』って質問が来ます」って言って。
それを受けて、俺は、言おうと思ってたことは決めてたんです。「一番覚えてることは、急に降ろされたことです」って。「ずっとプラットフォームで7年やらせてもらって、急に降ろされたことです」って言おうと思ったんです。
言う準備をしてたんですよ。なのに、いざ本番を迎えたら、本当に覚えてる素敵なシーンをいっぱい言っちゃってる自分。ダサかったです。
逃げた、逃げたよ。シンジ君、シンジ君がいてくれたらね、俺の問いかけてくれたら、「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」っつって。いやぁでもね、俺の構成的にはよ。やす子ちゃんも来てるし。
そこで俺がいくらなんでも言えない。やす子が可哀想だ、と。だからせめて、まずは『鳥人間コンテスト』がいかに素晴らしいか。自分の見た中でね、2011年。僕はまだその時はテレビで見てました。
東北大学ウィンドノーツ、震災を越えて本当に見事優勝して。翌年ね、「東北魂」って背負って、2022年に凄い記録をまた出して、2連覇したのよ。その時のウィンドノーズが良くて、もうねもう限界ギリギリ、パイロットが体力ギリギリで、湖面につきそうになった、「ああ、ここで記録止まるかな」と思ったら、東北魂という文字が湖面からスーッと浮かしたわけさ。
あの感動とか。あとは、鳥人間コンテストのどういったところが凄いかって、そこを語ってから、最後、フィニッシュで斬りかかろうと思ったら、その語ってる最中に鳥人間コンテストの良さを凄いいろいろ思い出しちゃって、こんなこと凄い、こんなこと凄いって、尺全然なくなっちゃって。
で、やす子ちゃんが最後バッと締めたんだけど。言えなかったね。言おうとしてたのはあるのよ、だから本当に。「とは言え、一番覚えているのはやっぱり急に降ろされたことですね」って。笑いではないです。
本音で。最後にやっぱり今日ね、本当に鳥人間コンテストチームもね、番宣で来てるんですけども、誰一人僕に会うこともなく。いやいや本当に、もう誰一人会うこともなく。そして帰り際も、いつ帰ったかわからない状態。そういった距離感でお送りしておりますけども。
まぁ、こんなこと言ってる人間が、戻れるわけないんだよね(笑)俺が、鳥人間コンテスト側だったらもう呼ばないもん。「アイツ何なの?」って。

