2025年7月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、鈴木拓の途中まで親子の熱い話を聞いて「いい話だなぁ」と思うも、最後の最後でガッカリさせられたと語っていた。
矢作兼:拓のなんかいいエピソードあったよ、一個。
小木博明:おお、なに?
矢作兼:なんかね、子供の話なんだけど、別にそんなプライベートに関わる話じゃないんだけど。
小木博明:どう?大丈夫?子供の話。
矢作兼:まず拓って、結構有名だけど、芸能界最強って言われるぐらい強い。
小木博明:まぁまぁね。
矢作兼:アイツ、もう芸人になる前から柔術やってるから、ブラジリアン呪術みたいなのをやってるから、物凄い強いわけ。
小木博明:うん。
矢作兼:それで、本当に負けたことがない、基本。
小木博明:うん。
矢作兼:基本ないんだってで、子供ね、子供も小さい頃からやらしてたの。
小木博明:うん。
矢作兼:そしたら、子供全然好きじゃないんだって、柔術が。
小木博明:はい、はい。
矢作兼:なんだけど、1回も負けたことないんだって。
小木博明:へぇ、好きじゃないのに?凄いな、その才能。
矢作兼:好きじゃないのに、1回も負けたことがなくて、ずっともう今もう結構ないい年なんだよ。で、もう二十歳ぐらいなってるのかな。
小木博明:うん。
矢作兼:で、高校生ぐらいまで結構、大会出ても、一回も負けない。でも、好きじゃなくて、絵とか描きたい。そういうことをやりたいから、もうやめたいって言ったんだって。
小木博明:うん。
矢作兼:「なんか何かやりたいことが見つかったんだったら、やめていいよ」って。拓はそういうふうに言ってたんだって。「やりたいこともないのにやめるのはダメだけど、なんかやりたいこと見つかったんだったらいいよ」って言ってたら、やりたいことが見つかったからやめるって言ったっていう。
小木博明:うん。
矢作兼:で、息子は負けたことがない。で、拓も負けたことがない。だから最後に…
小木博明:おお、無敗同士で?
矢作兼:無敗同士で戦って、息子に対して、「俺に勝ったら、やめてもう自分の好きなことやんなさい」っていう。
小木博明:うん。
矢作兼:で、日程も決めて、会場も。
小木博明:アイツだって、40何歳よ、ヤバイよ。
矢作兼:もう年齢もあるし。でも、全然負ける気しないっていう。「何?その話」と思って。ワクワクしながら聞いてたの。で、「やろう」ってなってたら、奥さんがね、それを聞きつけてきて。
小木博明:うん。
矢作兼:「アンタね、息子とか殴れるの?」って。
小木博明:なるほどね。
矢作兼:シュートをやってたの、息子は。シュートルールだから、打撃もあるから。
小木博明:顔面もあるからね。
矢作兼:「できんの?」って言うから、「できるよ」と。「これは男の対決だから」って言ったら、「冗談じゃない。そんなこと許しません」って言って、その話、なくなったっていう(笑)
小木博明:なんだよ、やんねぇのかよ。
矢作兼:聞いてて、ガッカリだったんだよ。途中まで「いい話だ」って思ったら。
小木博明:ねぇ。
矢作兼:「さすが拓」って思ったよ。最後、本当にガッカリする話。

