2025年3月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が、本谷有希子の芥川賞受賞作『異類婚姻譚』の登場人物のモデルが自分であるも「全然、読みたくならない」理由について語っていた。
小木博明:何を隠そう、この本谷有希子さんの芥川賞作の主役のモデルが俺だったっていうね。
矢作兼:そうなの?
小木博明:そう。あれ、俺をモデルに書いてっから。
矢作兼:知ってたの?それ。
小木博明:俺ね、知らないんだけど、周りが「あれ、小木さんでしょ?」ってみんな。
矢作兼:言うの?へぇ。
小木博明:で、それを本谷さんに確認したら、「そう、そう」っつって。
矢作兼:へぇ。
小木博明:「あれ、小木さんなんですよ」って。
矢作兼:そんなこと言われたらさ、その本読みたくなるでしょ?
小木博明:全然、読みたくならない。
矢作兼:ふふ(笑)なんでだよ(笑)「自分をモデルに書いた」なんて言われたら、絶対読みたいよな。
小木博明:全然、気にならない。
矢作兼:気になる。俺が今、読みたいもんだって。
小木博明:全然気にならない。
矢作兼:小木をモデルに書いた本って言ったら。
小木博明:まぁね、それで芥川賞をとってんだからね。
矢作兼:うん。
小木博明:でも、何も読まないよ、そんなもん。
矢作兼:ふふ(笑)なんで読まないんだよ(笑)読めよ、気になるよね。自分がモデルなんて言われたらね。
小木博明:じゃあ例えば、身近な人が書いた本って読める?
矢作兼:読めるよ。たとえば、劇団ひとりが最初とかの。あと、たとえば、公務店さんが書いたって言ったら、読むよ。
小木博明:工務店さんってそうじゃん。作家さんだし…
矢作兼:「工務店さんはそうじゃん」とかじゃないのよ(笑)…プライベートの友達ってこと?
小木博明:うん、元々、プライベートで知り合って。
矢作兼:読むよ。
小木博明:なんだろう…違うんだよなぁ。プライベートでの役割、俺、本谷さんのこと凄い下に見てるのね。
矢作兼:はっはっはっ(笑)
小木博明:プライベートで。
矢作兼:はっはっはっ(笑)ああ。
小木博明:となると、読めないでしょ。

