2024年10月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、清原和博の息子・清原正吾が期待に反してプロ野球球団から指名ゼロだったことに「俺、あの空気経験したことある!」と発言していた。
伊集院光:清原の子供は、どこにドラフトで行くんだろうって。多分、高校ぐらいまで野球やってないんだよ。
凄い才能なのは、まぁお父さんのことで凄い嫌な思いもしたから、高校ぐらいまでほぼ野球やってないのに、大学から「やっぱり俺が頑張んないと」っていう。「この家族を1つにするには」って言って、頑張んないとっていう、孝行息子で。
慶應大学の公式野球部で、めちゃめちゃ練習して3年、4年ぐらいでやっと頭角を現して。「あれ?これってこの伸び代と急カーブ考えたり、あとはちょっと話題性も含めて、プロあるぞ」っていう話になって。
で、周りが「おい、プロあるぞ、あるぞ」ってなるから、あれプロ志望届けみたいのを出すのよ、要するに僕はプロに行く気がありますよ、みたいな。一応プロ側が多分決めたルールで、抜け駆けをみんなしたりとか、変な根回しみたいのをしないように、もうそのプロ志望っていうのを出すんだけど。
そのプロ志望届けを出して、そしたらしばらく今度、プロ志望届けを出すと、なんかこの「あ、ウチもその気がありますよ」みたいな、プロ側からのアプローチみたいのが全然なくて。
で、ドラフトの前日になったところで、駆け込みで何球団かが、「ちょっと調査を入れる」みたいな、そんなドタバタで。そしたらドラフト特番とか、物凄い量、清原の息子はどこへ行くってやった挙げ句、どこも指名しないから。
「あ、じゃあ…」みたいな。なんかその空気になって、「ああ、なんか俺、あの空気経験したことある!」と思って。
よくわかんないんだけど、なんか今時ね、別にこうやってプロ野球の話題を聞いても、「ああ、そういうもんなの?」ぐらいの人もいっぱいいるわけで、みんながプロ野球、興味あるみたいな時代でもないから。
そういうドラフト会議、みたいなやつを中継してくれるだけでもありがたいっちゃ…ありがたいと思えってことなのかもしんないんだけど、もう恒例の親孝行みたいなやつ。ホームラン何本打ったかとかじゃないんだよ。どれぐらい親孝行だったかの話なんだよっていう特番あんじゃんか。