2024年10月23日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、『イッテQ』の手越祐也をイジリ倒す編集を見て感動した理由について語っていた。
佐久間宣行:『イッテQ』で手越さんのキャラの楽しみ方というか、世間が。
手越祐也:はい。
佐久間宣行:なんて言うの?手越さんは変わらず、「イジッていいんだ」とか。
手越祐也:はい。
佐久間宣行:それ、全部やってくれたのって、『イッテQ』ですもんね?
手越祐也:そうですね。
佐久間宣行:うん。
手越祐也:一応、アイドルって立場にいたじゃないですか。
佐久間宣行:うん。
手越祐也:アイドルだから色々、「一応この話はNG」とか、あるじゃないですか正直、アイドルって。
佐久間宣行:うん。
手越祐也:でも、それも全てOKで、「これでこそ手越だよね」みたいなのを確立させてくれたのはもう、間違いなく『イッテQ』ですね。
佐久間宣行:あんなにナレーションで、バカにされると思ってたの?
手越祐也:はっはっはっ(笑)
佐久間宣行:あれがちょっとよく分かんない(笑)あれ、どうなの?スタジオで見るじゃん。
手越祐也:はい、はい。
佐久間宣行:『イッテQ』のスーパー素晴らしい編集。
手越祐也:はい、はい。
佐久間宣行:俺、ナレーションで初めてかな。「コイツが失敗すればいいのに」とか。
手越祐也:はっはっはっ(笑)
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)っていうナレーション。
手越祐也:はい。
佐久間宣行:あれは撮った時に思ってないわけでしょ?
手越祐也:もちろん、思ってないですけど。やっぱ最初の頃は、王子様の編集をしてくれてたんですよ。
佐久間宣行:そうですよね。
手越祐也:「ファンの皆様、お待たせしました」みたいな。王子様みたいな編集をしてくれてたんですけど。
佐久間宣行:うん。
手越祐也:やっぱ人間って、墓場までキャラクターとかを持って行けるアイドルとか芸能人もいれば、素でずっとやってる人もいるじゃないですか。
佐久間宣行:うん。
手越祐也:で、僕はもう24時間ずっと「素」なんですよね。
佐久間宣行:そう、そう。
手越祐也:ウソつけないんですよ。ウソついて、猫の皮かぶったまま、墓場まで持っていけない人間なんで。
佐久間宣行:うん。
手越祐也:だとしたらもう、素を出して。それでも愛してくれる方を大事にしようってなったのが、本当に21~22ぐらいの時で。
佐久間宣行:うん。
手越祐也:その頃から僕もウソつかなくなって。だったら、もうそれ手越はそういうキャラだし、そういう人間だし裏表ない人間なんだったら、その素の手越を面白くした方がいいよねって多分、『イッテQ』チームのディレクターの方とか、プロデューサーの方が思ってくれて。それから、ちょっと王子様の扱いから、「失敗すればいいのに」みたいな扱いに変わってきましたよね。
佐久間宣行:そうね。「なんかムカつく」っていうキャラクターに、あの時期のアイドルを、編集でイジるスタッフってやっぱ俺、すげぇと思う。あれは本当に感動した。スタッフワークにも。
手越祐也:ああ、なるほど。
佐久間宣行:なんだけど、本人、どういうつもりで見てたんだろうなってのがあったんだよなぁ(笑)