2024年9月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、スマホゲーム『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』の登場キャラやアイテムに驚いた理由について語っていた。
伊集院光:『ミノタウルスの皿』っていう藤子・F・不二雄先生が書いた短編があるのね。宇宙船に乗って、多分たしか俺のおぼろげな記憶では、不時着したところにすごい綺麗な女の人がいて。
で、その綺麗な女の人と仲良くなるんだけど、実はそこは『猿の惑星』ならぬ牛の惑星で、人間は家畜として食用に買われてるの。で、その好きになった女の人が王様の晩餐会のメインディッシュになるっていうことを凄い喜んでるのを、その主人公の宇宙飛行士が「そんなのおかしいよ」って言ってくんだけど、「何がおかしいの?」っていう。
「それって、人間が牛を食べるっていうことと何が違うの?」って。で、この場合において人間は何を指すのかって言えば、牛だからっていう。この女の子、晩餐会に食材として出される女の子、(スマホゲーム『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』で)ドラ焼き食いに来んのね(笑)
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『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』
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で、さらには『カンビュセスの籤』っていう、これも…なんかね、僕らが子供の頃は藤子・F・不二雄先生はとても明るい子供向けの作品を描いてて。それに対してA先生はちょっと暗い、ダークサイドのものを書くと。
で、最初は俺はA先生に凄い惹かれるんだけれども、その後F先生もA先生が先にちょっと恐怖短編みたいものを書くわけ。香港に旅行に行って、初めて北京ダックを食った日本人の旅行グループの中に、凄い無礼な態度を取ってる人がいて、ツアーコンダクターだった笑顔のちょっと怖い感じの人に連れて行かれて、食べられてしまうみたいな話を先にA先生が描いてて。
で、F先生もちょっと経ってから、大人向けの短編を描き始めた時に、「うわ、F先生も結構すげぇの描くな」っていう中の一編が、その『カンビュセスの籤』っていう。これもちょっと似た話なんだけど、遭難して地球が多分滅びようとしてんだったっけかな。舞台は惑星だったか地球だったか忘れちゃったけど、遭難してるところに、ステーションみたいなところが見つかって。
そのステーションみたいなところに入ったら、綺麗な女の人が1人だけいて。で、「良かった、ギリギリで間に合った」みたい話をされるの。で、飢えてるんだけど、ミートキューブっていうものを食べさせてもらって、空腹はしのげる。
で、「じゃあこの後くじを引きます」と。そこで「私たちはどういう感じだったのかって言うと…」って、古代の『カンビュセスの籤』っていう、元々その参考にしたその物語みたいのがあって。飢えた何人組かがくじを引いて、当たりのついている人を食べるっていう話。
で、ミートキューブっていうのも、前の仲間の乗り員たちだったっていう話になって。最後、元々いた女と、今入ってきた男とくじを引くっていう話なのね。その女も出てきて(笑)しかも、アイテムの中に「ミートキューブ」って書いてあるのね(笑)
で、いろんなアイテムをもらえて。で、それを他のキャラとかにあげると喜んだりするんんだけど、普通にドラミちゃんにミートキューブをあげると喜んでるのね(笑)いやいや、それはちょっと違わないか、みたいな(笑)