2024年8月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、歯医者が「痛くて手を上げているのに」治療を構わず続ける理由に驚いたと語っていた。
伊集院光:ラジオやってると、色んな情報入ってくんなっていうので言うとね、割と雑学とか好きで、色んな雑学を披露する場も多いし、それからその雑学の本とかも子供の頃はめちゃくちゃ読んでたし。
で、まぁ新しい「この雑学、知ってました?」って言われるものって、割と新しいものが多いわけ。「じゃあ、ケータイに関してこれ知ってます?」とか「LINEに関してこれ知ってます?」みたいのは全然知らなくて、「あ、そうなんだ」っての多いんだけど。
割と基本的なことで、この間、普通のオジサンから来たメールで。「マジか?!」って思ったの。ずーっと知らなかったっていう。なんかこの温度の良さをどれぐらい分かってもらえるかな…
えっとね、それこそニッポン放送で、他の番組でもそうだけど、歯医者さん行ってさ、「痛かったら右手上げてください」って言われてさ、右手上げてもさ、無視すんじゃん、歯医者さんって。やめてくんなくない?歯医者さん、手を上げても、全然無視でやめてくれないし。
で、今、ディレクターの金子「いや、やめてくれますけど」みたいな。「やめてくれるとこもありますけど」みたいな顔してるじゃん。この後、大恥かくからな、お前。
やめてくんないのにわざわざ、こうやって「痛い?はい、はい、はい」ってまだやるじゃん、ずっとやるしって話をしてて。「だからもう、早く終わって欲しいから、右手なんか俺、上げねぇんだよ」って言ったら、そのパートナーのアナウンサーも、「私ももう、言ってもしょうがないからなるべく我慢することにしてます」って言うのね。
そしたらね、聞いてた普通のオジサンの歯医者さんからメールがきて。「あれは、痛くて徐々に手が上がってきてて、相当手が上がってるっていうことは、自分が処置してるところがかなり神経に近い」と。
「っていうことは、この先はもっともっと慎重にやらなきゃいけないっていうための合図であって、痛いからやめるなんてことは全くマニュアルにない」って。「元々、あれはその痛さを知らせてくれたら、こっち側は慎重にやるためのもんです」って。
まぁ、それ暴れるほど痛きゃやめるけれども、そういうことじゃないから、その2人の言ってる、「やめねぇじゃねぇか」もおかしいし、それからあと我慢するのもおかしいんだって。
素直に痛さをちゃんと手あげなきゃいけないって言われて、その時スタッフ全員、俺も知らなくて。でも、凄い納得できるじゃん、話として。だからそれが。その途中の今、ディレクター金子のリアクションの、「いや、普通やめませんか?」は、お前違ってるからな!それ、完全に違ってるからな。