2024年8月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、NHKの高校野球中継で「送りバントとは」という用語解説に「もうダメじゃん(笑)」とツッコミたくなった理由について語っていた。
伊集院光:暑い中の楽しみが、野球好きの僕からしたら甲子園ぐらいしかないかから。毎週、毎週甲子園の話をしますけど。まぁ野球あんま分かんないとか、あともう野球病的に嫌いな人もいるんで、困っちゃったりとか、イヤだったりとかまぁ、それはあるんだろうけどさ。
で、やっぱりその甲子園側、NHKの甲子園中継とかも多分、そういうこと少し考えてるんだろうね。甲子園の中継の途中に、用語解説みたいな時間とって、やったりしててさ。たまたまそれ見てたらさ、送りバントね。
「送りバントとは何だ?」っていうことを、アナウンサーさんと解説の人が、じゃこの 時間で話しますよって言って。「ランナーをですね、スコアリングポジションに送る時 にですね…」っていうのね、もうダメじゃん(笑)
もうそれでダメじゃん(笑)だって、送りパントとスコアリングポジションじゃ…だって、野球やってない人でもね、「ここは送りバント」っていうオッサンが言葉を使ったら、まぁなんか分かんないけど、人のために、とか。組織のためにちょっと自分は目立たないようにして、地味なプレイをするぐらいの感じするじゃん。
そこをさ、いきなり「スコアリングポジション」で、結構な難しさだよね。で、もう途中から訳分かんなくなってたよっていう。その「フィルダーチョイスを誘うような…」みたいな感じになっちゃうの、まぁ、なんか得てして、簡単な語句ほど辞書で引くと、もう難しい。
「右って何ですか?」みたいなことを説明するのに、「人が北の方向を向いた時にどっちに当たる」みたいな、もうむしろ右わかんねぇ奴、そっち分かるんだ、みたいになるんだけれども。
なんかみんなすげぇ苦労してるなっていうね。めちゃめちゃ苦労してんだなっていう。