2024年6月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、番組を冒頭からしっかり見ていないと面白さが分からない作りにすると「全く視聴率とれないじゃん」と指摘していた。
矢作兼:イチから番組を、本当にテレビにかじりつかないとその面白さ分からない、なんていう番組を作った時。
小木博明:うん。
矢作兼:全く視聴率とれないじゃん。
小木博明:とれない、そうなのよ。
矢作兼:だからやっぱり、本当に切り抜き、切り抜きの編集じゃないと。
小木博明:だから、ネタもそうじゃない。1分とかさ、短くなって。昔はもっと7分とか8分とかあったかもしんない、ネタが。
矢作兼:そうだね、じっくりね、本当だったら。東京03のコントなんて、10分間じっくりかじりついて。真剣に見ないと面白くない。
小木博明:そう。
矢作兼:それを「いやいや」って、そんなオンエアね、1時間の内に10分もやられたら、CMとかもほらテレビってのはあるから。
小木博明:うん。
矢作兼:多分、正味45分ぐらいなのかな。
小木博明:そうなっちゃうね、1時間番組。
矢作兼:1時間番組ってことは、45分ぐらいでしょ、ネタとか見れんの。
小木博明:うん。
矢作兼:そしたら10分もやったら、4組しか出せないじゃないか、と。そんなことはできません。1分でお願いできませんかって(笑)
小木博明:そうなんだよ、1分、2分。
矢作兼:「ちょっと面白いところを1分か2分にして。あなたたちのネタ、面白いんですけど、2分でどうにか面白くできませんか?」って。これに対応できないと、やっぱ売れないっていう時代ありましたよね。
小木博明:あったよ。
矢作兼:今はね、またちょっと変わりつつある…でも、どう?変わんない?
小木博明:短いよ。
矢作兼:これさ、1回短いのに慣れちゃったらさ、もう長いのには戻れないの?
小木博明:戻れない。