2019年11月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、Amazon Echoの使い方が妻と決定的に違う点について語っていた。
伊集院光:Amazon Echoで、ショックじゃないんだけど…ウチの居間のど真ん中に、アイツ置いてあるわけ。そうするとさ、ウチのカミさんなんか、凄い使ってんだ。「天気予報、なに?」から始まって、「ラジオつけて」とか、「女殺油地獄の注文をキャンセルしてくれ」とか、そういうので凄い使ってんのね。
こっちは、わりと家庭にパソコンが入ってきた、マイコンが入ってきましたっていう黎明期みたいな頃から、コンピューターと付き合ってるから。「コンピューターができるのはここまで」みたいな常識が凝り固まってて。
検索する時に、「こういう言い方をしなきゃいけない」とか、あと、「文京区の今日の天気予報はどうなっている?」とか。「文京区の 今日の天気を 教えて」みたいな、間の開け方や滑舌をするわけ。
それに対して、アイツもなんか言ってくるじゃんか。でも、ウチのカミさんは、「今日の天気教えて」ぐらいの感じ。「天気どうなん?」みたいな感じ。それでも全然答えてくれるわけ。
「ヒットしてる曲かけて」とかって言うだけで、普通にかけてくれるけど、俺はなんかそういうやり方はできないような気がしてて。気をつかうというか、俺はアレクサに使われている。
アレクサが理解しやすいような言葉と文節の切り方で話してる俺は、コンピュータに使われている。で、カミさんの方は対等っていう。対等で、「分からなきゃいいや」ぐらいの感じでやってんだよ。
あと、決定的に違うのは、必ず教えてもらったあとに、「ありがとう」って言ってる(笑)「ありがとう」って言って、「どういたしまして」みたいな、色んなバリエーションでアイツ、お礼言うわけ。すげぇ対等な感じなの。俺は、なんかそうじゃないっていう。
俺よりも、カミさんと仲良くしてる奴が家にいる感じになってんだよね。
伊集院光、Amazon Echoが「故障かな?」と思った時に妻が本体へ向かって「なんで黄色く光ってんの?」と問いかけて解決したことに驚く