2024年3月20日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、現在のシネコン事情で「気になっている映画」はすぐに観に行くようにしている理由について語っていた。
佐久間宣行:テレビやってると無料で届くからっていうので、心の中のハードルを落ち着けてるところはあんのね。それが有料で見られると、凄く肩に力入っちゃって。
俺、なんか本当、半年ぐらいずっと脚本とか作りながら凄い悩んで。現場でも凄い吐きそうになってたし。で、映画ってさ、噂には聞いてたけど、やって初めて知ったんだけど、やっぱ体感したんだけど。初日にもう成否が出るのよ。
初日の夜ぐらいには、「ヒットおめでとうございます」って言われる。言われたんだよね、俺のキス我慢の方は。ヒットっていうか、「リクープ(回収)はできそうです」みたいな。
で、キス我慢、10年前の時点でそうだから、今のシネコンだと多分、もっとそうなんだよ、きっと。いや、なんか初日の初速で、もうなんかどのぐらい劇スクリーン空けてくれるか、とか。そういうのが決まってくるらしい。
だから、最初の3日間の成績とかで、もう翌週のスクリーン数が変わってくるんだよ。取り合いなんだよね、そういうのってなってくるの。
だから面白いって噂のやつだけど、早めに見に行かないとあっという間にさ、昔よりも「もう夜しかやってないの?」みたいなことない?それって多分、シネコンって細かくもう柔軟に組み合わせられるのと、競合が凄いあるから。
だからさ、当たったアニメって異常な量かかってるじゃん。っていう風になるんだよね。だから差がつくっていうんだよね。
だから俺も、興味があって面白いって噂だけど、見るタイミングないからいつか見ようかなと思ってるのって、あっという間に見逃すから、もう最初の金・土・日で行くようにしてるもん。