2024年2月24日放送のTOKYO FMのラジオ番組『川島明 そもそもの話』(毎週土 17:00-17:55)にて、リリー・フランキーが草彅剛と香取慎吾のラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』で自分が放送作家時代に考えたコーナー「どうでもいい話」が30年近く続いていることに驚いていると語っていた。
川島明:ラジオの仕事、その時は台本的なものを書くんですか?
リリー・フランキー:そうですね、最初はアシスタントでついたりしつつ。
川島明:ええ。
リリー・フランキー:コーナーを考えたり、台本を組んでいったり。その当時、僕が20代かな。もう30手前ぐらい。
川島明:はい。
リリー・フランキー:その時に作ったコーナーがあって。
川島明:はい。
リリー・フランキー:そのコーナーを未だにやってる。その番組が奇跡的にまだ続いてて。
川島明:え?40年近く?
リリー・フランキー:僕が30前ぐらいだったので、30年ぐらいなんですかね。
川島明:ほう。
リリー・フランキー:その番組、最初の頃から僕やってて。その当時、僕が作ったコーナー今でもやってるんですよ。これ、ミラクルじゃないですか?(笑)
川島明:え?そうですね。
リリー・フランキー:番組が続くのも凄いけど、そのコーナーまだやってるんです。
川島明:これ、差し支えなければ誰のラジオですか?
リリー・フランキー:bayFMで、草彅剛君と香取慎吾ちゃんがやってる、この二人がやってる番組なんです。
川島明:はい。
リリー・フランキー:始まった時、慎吾ちゃん10代だったと思うんです。
川島明:そうですよね、まだ。
リリー・フランキー:その時に、もうブリンブリンのアイドルの二人の番組だったんで。
川島明:はい、はい。
リリー・フランキー:まぁその当時、全部ハガキがFAXですよね。
川島明:メールがないですから。
リリー・フランキー:で、僕が選ぶわけですけど。そのブリンブリンのアイドルの時だから、「髪の毛1mm切りすぎちゃいました、どう思います?」みたいな。
川島明:はい、はい。
リリー・フランキー:これは放送に耐えないなっていう(笑)
川島明:ふふ(笑)でも、そんなもんですよ(笑)
リリー・フランキー:これファンの人ならいいけど、これ運転中のドライバーさんが聴いても、砂を噛むような思いじゃないですか(笑)
川島明:聴いてくれない(笑)
リリー・フランキー:かと言って、こういう一生懸命応援してくれてるファンの人たちの手紙を読む方法はないのかなってことを考えて、コーナーを作ったんですよ。
川島明:立ち上げた。
リリー・フランキー:「どうでもいい話」っていう(笑)この「どうでもいい話」っていう枠組みの中では読めるっていう(笑)
川島明:額縁を作ってあげたんですね。
リリー・フランキー:そしたら、「うわぁ、どうでもいいなぁ」っていう(笑)
川島明:で、聴いてる人も「どうでもいい」って言ってんだから、覚悟できる。
リリー・フランキー:そうですね。
川島明:それが未だに?
リリー・フランキー:未だに30年続いてて。しかも今、やっぱリスナーも成長して、わざとどうでもいい話書いてきてて(笑)
川島明:という、大喜利にみたいにして(笑)
リリー・フランキー:そして、年末には「どうでもいい大賞」を発表するまで発展してるんです。
川島明:色んなことがあったのに、そのコーナー、そのラジオが残ってるというのは本当にありがたいですよね。