2024年1月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、コンビニで売られる名店監修のカップ麺に思うことについて語っていた。
伊集院光:間違ってると思う。間違ってると思うことだって、言っていいよね、世の中。間違ってるけど思っちゃってんだから。
カップラーメン、名店の味シリーズの。「あの名店の味が、名店監修の下、再現されました」っていうカップラーメンあんじゃん。あと、それから今は、コンビニのラーメンでも「あの名店の味のラーメン」みたいのあるじゃん。
で、あれが本当にその店で食べるのとは違うってのは分かるんだけど。腕組なんかしちゃってさ、「ウチの味を完全再現しました」みたいな。「監修」なんて書いてあんじゃん。
言ったからには、俺それしか食べないで「あ、行かない」と思っていいよね。言ったからには、言ったからには。いや、要するに分かるんだよ。違うのは百も承知なんだけど、お前がOK出して、「これ、ウチの監修で出してますよ」って言ったからには、それを食べて「あ、この方向性に俺は求めてるやつはない」と思った場合には、そこの本店には…また、本店行くと並んでるじゃん。
そうすると、そこの本店にわざわざ並ぶ力はもうないじゃん。その名店は、カネに変えちゃったわけじゃん、それを。そういうことだよね。そこタイアップして入ってくるお金に、もう変えちゃったんだから、もうそれを行かないの。
たとえばその「どこどこどうですか?」ってまた言われた時に、「あ、俺あのカップラーメンであそこのやつ食べて、あの延長線上には僕の食べたいやつないから、そこは行きません」って言ったら、怒られるでしょ、また(笑)
なんすかね、そのアドバイスと怒られるセットみたいなやつと。