2024年1月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ソフトバンク・和田毅投手の人的補償問題について解説していた。
伊集院光:日刊スポーツに、朝、デカデカと一面で、なんと西武ライオンズがソフトバンクの最年長で、メジャー経験もあり。去年チームで2番目に勝っていて、2億円プレーヤーの若手の見本で、若手の選手をいっぱい引き連れて「練習やろうぜ」っていうような、和田っていう。最後の松坂世代って言われてる、和田投手を取った、と。
和田投手を、人的補償でとりましたっていうのが、一面全部スッパ抜きで出て、野球好きな人からしたら「嘘だろ?」って。「和田をプロテクトかけないって、どういうことだ よ」ってなるぐらいの大騒ぎ。
で、まぁプロ野球選手で普通のピッチャーだったら、30代中高半ぐらいで、どんなに活躍しても力が落ちてくるからその辺りで引退するんですよ。40いく選手はほとんどいないですよ。
そんな中、42か。で、今年43になるんだよね。43になるその和田っていう選手。だけど、この和田選手は練習熱心で、今、1番球速ぇんじゃねぇのって言われるぐらいの選手なの。
で、年俸が今年も上がって2億円ついてる。この選手は、たとえ西武が、プロテクトを外しといても若手のピッチャーを欲しがるだろうから、とることないよねって。
ましてや、ソフトバンクにとって和田がどれだけ必要な選手か。あとやれたって2~3年…分かんないよ。和田、凄いからもっといくかもしんないけど、それをとるような真似はしないよねっていうんで、プロテクトを外してたら、「とりますけど」って。
「プロテクトしないんすか?和田みたいな選手」って。で、「ウチのチームのライオンズの主力選手、若手の人たちだって、和田を見て勉強したいだろうし、とります」っつって、とんでもないこと。もうソフトバンクファンとかからしたら、「おい、ウソだろ。絶対プロテクトするだろ」って。
で、西武ファンからしたら、「ウチの4番抜かれた代わりに、和田とってやったぜ!」ってなってるんだけど。それが急に夕方になって、シレッと「え?和田じゃないです」っていう。甲斐野ていう、若手のこれまたいいピッチャーなのよ。150km超える球をバンバン投げる。去年も相当勝ってる、27歳ぐらいかな、若手のピッチャーをとりますけどっていう。
「日刊さん何言ってるんですか?和田?和田なんてプロテクトかかってるに決まってるでしょ。甲斐野ですよ」ってなって、今ここっていう。