伊集院光、日本版『ザ・マスクド・シンガー』は億単位の制作費がかけられていながら「若いディレクターの実験枠だったら許される横滑りをしている」と批評

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2021年9月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、Amazonプライムで配信中の番組『ザ・マスクド・シンガー』は億単位の制作費がかけられていながら「若いディレクターの実験枠だったら許される横滑りをしている」と批評していた。

伊集院光:この企画、なんだかよくわからない、最初から全部が。恐らく、「めちゃめちゃ上手い歌だけど誰だろう?」っていう企画で言えば、おそらく…生歌が真正面で、パフォーマンスの凄いのが多分見たいと思うんだけど。

変な着ぐるみ着ちゃってるの。その変な着ぐるみを着ちゃってることが…あの変な着ぐるみの発装は、VTuberの発想だと思うの。要するに、本来の人を隠して異形なものが歌って踊ってる。で、先入観を消すみたいなもんだと思うんだけど。その中、着ぐるみを着ちゃってることが、なんだかもう少しよく分かんなくなってたりとかして。

みんな多分、ちょっとずつ「これ、思ってたのと違うなぁ」って思ってる感じがするんだよね。だけど、もうあれ9本収録してる、全9回だから。

そのずっと流れてる…なんでしょうね、フジテレビとかの土曜日の3時とか4時とかにやってる、若いディレクターの実験枠だったら、なんとなく許される横滑りの仕方なんだけど、まぁ億だよね、あれね。セットから言ったら、億だと思うんだ。

億が、変な空気のまま横滑りしているものの、あのジャンルはおそらく今のこのAmazonプライムやNetflixやAbemaとかああいうところが、とにかく会員を増やそう、とにかく今この戦争を制すまでは、無尽蔵にカネを、実弾を使っていこうという時にしか現れないどうかした香ばしさだから。

あれはね、見ておいた方が絶対良いと思う。で、とにかくPerfume、水原希子が一生懸命「私は何かを守る」っていう(笑)「守ってる、だけどお前…」っていう。脇腹撃たれちゃうぞっていう感じの(笑)

もう明らかな人が面白い、超面白くて。韓国版みたいのを見ると、韓国版はちょっとしたお面しか被ってないんだ。だから、「分かるだろ?」っていう感じがして、韓国版は俺、見てわけじゃないから、韓国版がどうして成立してるのか分かんないんだけど、よりゴージャスになったことですげぇ隙だらけのものが出来上がってて。

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