2023年11月28日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、ドラマ『桃色探訪』の撮影中にプロデューサー二人が「犯人」を捕まえる大手柄を立てていたと明かしていた。
ケンドーコバヤシ:僕、ドラマというか、ずっとわりかし長い期間やってるやつがあるんですけど。
千原ジュニア:ああ、はいはい。
ケンドーコバヤシ:一人のサラリーマンが、月1回の楽しみで性風俗店に行く、みたいな。
千原ジュニア:ああ、見させてもらいました。
ケンドーコバヤシ:ああ、ありがとうございます。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:そのドラマをやってまして。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:そのドラマ、この間撮影を某歓楽街みたいなところでロケをやってたんですけど。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:その時にね、軽く警察沙汰に巻き込まれるという。
千原ジュニア:あれ?穏やかじゃないですね。
ケンドーコバヤシ:我々に全く過失はなくて、むしろ協力したというか。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:僕は残念ながらしっかりとは関わってないんですけど。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:「セッティングの時間があるんで、ロケバスで休憩していてください」みたいになって。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:で、一人でロケバスで座ってたんですね。ほんなら、プロデューサーの一人が、興奮気味に僕を呼びに来たんです。「コバさん、出番お願いします!」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「やった…やってやりましたよ」って。
千原ジュニア:え?
ケンドーコバヤシ:「いや、人生初めてですけどね」って、ブツブツ、ブツブツ言ってて。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「あ、はい…何かありました?」「人生初めてです…」って。「どないしたんですか?えらい興奮して」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「何があったんですか?」って言ったら、「いや、今プロデューサー二人で、犯人をタックルして取り押さえたんです」って。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:「え?なんですか、犯人」って言って。ほんなら、歓楽街でラブホテルみたいなんが乱立してるところで。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:次の撮影のためのカメラの位置とか確認しながら、プロデューサーがご近所の人に「ちょっと撮影しますんで、すみません」みたいなことを言うてる時に、「捕まえて!」って声が聞こえたんですって。
千原ジュニア:そっちがドラマやん。
ケンドーコバヤシ:いや、そうなんですよ。遥かにドラマ。「捕まえて!」って声で、パッと向いたら、普通の男の人がバーッ走ってきて、その後ろを女の人が追っかけてるんですって。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「その人…デリヘルで本番してきたの!」って言うて。
千原ジュニア:ほう、ほう。
ケンドーコバヤシ:「え?」ってなって。
千原ジュニア:結構な長台詞やね(笑)
ケンドーコバヤシ:そう。
千原ジュニア:難しいシーンやな(笑)
ケンドーコバヤシ:ほんで、しかもそれが、長台詞を言えるのも後で聞いたら納得なのが、めちゃくちゃ二人、足遅いんですって(笑)
千原ジュニア:うん(笑)
ケンドーコバヤシ:オジサンがフラフラ走ってて、女の人は、大きい猫のスリッパみたいなんで追っかけけて(笑)
千原ジュニア:ああ(笑)
ケンドーコバヤシ:で、「これは捕まえなアカン」って、プロデューサー二人でタックルして。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「今、警察来てるんで、プロデューサー二人も次の現場立ち会えないんですけど、すみません」って。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:まぁ、たしかにそれ興奮するわなって。「撮影ちょっと遅らせてでも、離れたところでちょっと見てていいですか?」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:街中で警察官が10人以上来て。
千原ジュニア:まだ犯人はいるわけやろ。
ケンドーコバヤシ:はい。で、猫のスリッパ履いた女の人がガミガミ言うてて。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:で、そこ行ってみようってなって。二人いて。「ちょっとお話聞かせてもらいます」って、警察官が丁寧にね。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:興奮してるんですよ。で、「何があったかまず説明してください。被害者の方」って。「私は本番禁止の風俗に勤めてる者ですけど。この人が、本番禁止って言ってるのに、本番してきたんです!」って。
千原ジュニア:ほう、セリフ入ってるね。
ケンドーコバヤシ:入ってるんですよ。「あなた、それ本当ですか?」「いやいや、勢いで挿っただけです。本番禁止って知ってます」「ウソ、ダメダメって言ったのに、挿れてきたでしょ!」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:で、「あなた誰ですか?」って、プロデューサー二人に質問して、「私は制作会社の…ケンドーコバヤシの風俗のドラマのプロデューサーです」って。
千原ジュニア:言わんでええねん(笑)ややこしいなぁ(笑)
ケンドーコバヤシ:はい。で、「こちらの方は?」「私は、局側のケンドーコバヤシの風俗のドラマのプロデューサーです」って。
千原ジュニア:「ドラマの」でええねん(笑)
ケンドーコバヤシ:「で、あの方は?」「はい、ケンドーコバヤシです!」って(笑)
千原ジュニア:アカン(笑)