2023年9月23日放送のFM OSAKAの番組『TENGA presents Midnight World Cafe~TENGA 茶屋~』(毎週土 25:30 – 26:30)にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、飛行機トラブルで機長がアナウンスで放った一言に驚いたと語っていた。
ケンドーコバヤシ:先週ね、出てないんですね、僕ね。ちょっと飛行機がトラブルで、ブレーキが故障したみたいなね。
で、機長のアナウンスがね、ちょっとフランクな言葉遣いで逆に良かったな、みたいなね。「ただいま、投機ブレーキのトラブルが確認されましたので、戻ります」みたいな。まだ飛んでないんですけどね。
離陸準備の滑走路まで行ってたんで。そこからもゲートの方に戻ります、みたいな。空いてるゲートに戻ります、みたいな。なんて言うんですかね、多分、本来はそこ「やむを得ぬ事情により戻ります」とか。「故障のため、止むを得ず」とか。
結局ね、違う飛行機用意されて、それちょっと1時間半ぐらい待ちで乗ってきたんですけど。「やむを得ず」みたいな言葉使うのが正しいみたいなところ、「しゃーなく戻ります」みたいな。
「しゃーないので」って。意外とでもね、それが和やかな空気を呼んで。で、何度かね、飛行機トラブルに俺も遭ったことあるんですけど。大体、怒り狂う人がね、10人ぐらいおるんですよ、こういう時。CAさんとかね、グランドスタッフの人に。
「どうしようもないのにな」っていつも思うんですけど。今回だから、二人ぐらいしか見かけませんでしたね、「どうしてくれるんだ」みたいな人はたしかにいたんですけど。
「ちょっとしゃーないんで戻ります」って。あれがやっぱこう本音で、マニュアルで喋ってないというか。やっぱマニュアルで喋られた時に、人は怒りが来るのかもしれないですね。「全部マニュアル通りか」って。非常に勉強になったというか。