2023年9月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、漫画『ラーメン赤猫』をリスナーにおすすめされて読んだと明かしていた。
伊集院光:久々の海外旅行でありがたかったのが、ベストバイのネタで教えてもらった本とか結構読んで。何人かの人に…何人かどこじゃないな。10人近くから推薦されてた、『ラーメン赤猫』って漫画、5巻ぐらい単行本出てんだけど。
とにかくジャンプを読まないからさ、ジャンプの有名な漫画なのかどうか知らないけど 、ジャンプに連載された漫画で。
凄い変わった感性だなと思ったのが、猫がラーメン屋を経営してんの、猫が。で、真面目。真面目なギャグ漫画…ギャグ漫画/ギャグ漫画じゃないは難しいんだけど、普通の人間の世界で、猫がラーメン屋を経営してんの。
で、猫の店長と、奥で麺を打ってる麺打ち職人は虎なの。で、そこに猫の毛が麺に入ると衛生的じゃないからっていう理由で、なるべくブラッシングとかをして。猫の毛のケアをしなきゃいけないんだけど、そういう仕事をするアルバイトとして、普通の人間の女の子が入ってきてっていう話なのね。
で、途中でラーメンYouTuberみたいな人に、失礼な態度を取られて怒ったりとか。大手がタイアップを申し込んできて断ったりとか。真面目なラーメンの話を凄いしてんだけど。なんで猫が喋れるのか、みたいな話はもう触れないっていう。
なんかそのバランス感覚が見事で、俺の中で。もう、そういうこと言うのは野暮なのかなって。「まぁいいや、この猫たちが頑張って、ラーメン屋やってて。それを手伝ってる周りの人たちがあったかくて」みたいな。
もしかしたら、誰か他の人に勧められてたら、「なんかなぁ、荒唐無稽だなぁ」ってなっちゃうのを、リスナーが何人もで言ってくれると、素直に読める感じだね。