2023年5月13日放送のTOKYO FMのラジオ番組『土曜日のエウレカ』(毎週土 17:00-17:55)にて、テレビ朝日のエグゼクティブプロデューサー・加地倫三が、佐久間宣行との「芸人との距離感」の違いについて語っていた。
加地倫三：『ナイナイナ』でADを半年やって、で、ディレクターかな。
川島明：これがやっぱ、結構人生の中で大きい時間ですか？
加地倫三：大きいね。テレ朝の番組っぽくなかったのよ、ナイナイの番組が。
川島明：うん、うん。
加地倫三：で、実際来てたのが、フリーの集まりみたいな感じで。
川島明：へぇ。
加地倫三：ディレクターの北村さんという方も、フジテレビでバリバリやってた。
川島明：うん。
加地倫三：で、その人が僕の上だったので、もう師匠がその人で。フジテレビのバラエティの作り方を伝授されるわけ。
川島明：ああ。
加地倫三：しかもナインティナインとかとも、元々、フジテレビで仕事してるから。
川島明：ああ。
加地倫三：ナインティナインに対して…どっちかというとテレ朝ってその頃、タレントさんって言って下からこう持ち上げるような感覚だったの。
川島明：はい、はい。
加地倫三：その人は、ナインティナインに対してもちろんタメ口だし。
川島明：うん。
加地倫三：「岡村、矢部」って呼び捨てにしてるし。なんかモノを作る仲間っていう、対等。
川島明：はい、はい。
加地倫三：っていうやり取り。上からってわけじゃなくて、対等で。で、面白いことは面白いって笑う、みたいな感じで。「この空気感、凄いいいな」と思って。
川島明：ああ。
加地倫三：で、それをずっと見てたから。
川島明：ああ。
加地倫三：俺も多分、だからまだ川島のことをさ、「川島」って呼んじゃうでしょ。
川島明：もちろん、もちろん。
加地倫三： 佐久間君って、川島より多分年上だけど、「川島さん」って言うでしょ？
川島明：絶対そう。
加地倫三：そうでしょ。
川島明：そういう距離感ですね、たしかに。
加地倫三：佐久間君はその距離感で、俺はどっちかって言うと、グッと行きたいから。
川島明：はい、はい。
加地倫三：「川島」って言ったり、たとえば陣内のことは「ジン」って呼ぶのよ。芸人さんが呼ぶ呼び方を、なるべく合わせるようにしてて。
川島明：うん、うん。「コバ」とか言いますもんね。
加地倫三：そう。そっちにして、距離感を。
川島明：だから、奇しくもなんとなくフジテレビバラエティの職業体験みたいな時間で。
加地倫三：そう、そう。本当、職業体験(笑)
川島明：キッザニアみたいな(笑)
加地倫三：そう、キッザニア(笑)
