伊集院光、ラグビーW杯でビギナーファンを「にわかファンという蔑称」で呼ぶことへ違和感「似て非なるもんだと、僕は思ってる」

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2019年10月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ラグビーW杯でビギナーファンを「にわかファンという蔑称」で呼ぶことへ違和感を感じると語っていた。

伊集院光:今週気づいたこと。まぁ生放送っていうことで、ホットな話題としてはラグビーの話をするか、ハトの死骸を成城石井のコンビニ袋の中に入れて、原宿をずーっと歩いてた話をするか。

まぁ、どっちか今、二択なんです。これ、つかみですから、大事ですから。みんなが凄く興味を持つところを話さないと。2時間聞いてもらえないですから、どっちですかね。

だから、ラグビーの話をしておいて、ずーっと「おいおい、ハトの死骸をなぜ持ち歩いてる?」っていう感じでいきます?じゃあ、ラグビーの話をしますけれども(笑)

ラグビーのさ、にわかファン問題ってあんじゃん。にわかファン問題っていうか、今、にわかファンをきちんと受け入れるラグビーっていうのは、いいんじゃないかみたいな話あんじゃないですか。

俺、あれに一言あってさ。単に言葉の定義の問題なのよ。言葉の定義の問題で、僕、今まで「にわかファン」と「ビギナーファン」は違うっていう。にわかっていう言葉は、好意的に使われることはない言葉だと思うんですよ。

だから、そういうことで言うと理屈っぽいですから。回転寿司の「すしまみれ」っていう店名が嫌いなんですよ。血まみれとか、糞まみれって使い方は、「まみれ」では僕の中ではあるんですけど…話、脱線してます?(笑)

なんすかね、そういう言葉が変な感じに変化する瞬間が嫌いなんですよね。もっと言うと…もっともっと紐解いていくと、シノラー。篠原ともえみたいな奇抜な格好している、篠原ともえファンの人たちのことを「シノラー」って呼んでたのに、篠原ともえ自身を「ねぇ、シノラーさぁ」って呼び出したあたりから、なんか凄い「それおかしくないか?」って思ってて。

もうラグビーはどっかに行ってますけども(笑)ラグビーどっかに行って、皆さんの心の片隅には、成城石井の袋の中にあるハトの死骸が今、強めにあると思いますけど。

なんか、にわかっていうのは、自分が大した知識もないのに、知識や知識を持っている人に対してのリスペクトの凄い少ない人、お調子乗る人のことをにわかファンって言うと。
で、単にビギナーファンっていうのは、まだファンになって浅いとか。まぁ、単にあんまりよく知らないけど、なったばかりですよっていう話で。似て非なるもんだと、僕は思ってるんですよ。

だから、これから言葉の定義が変わるなら、そちらに従いますけど、基本的には、「にわかファン」は別に尊重しなくていいと思ってて、ビギナーファンを「にわか」なんて蔑称で呼んで、嫌いにさせちゃったりとかするのはダメだと思うんですけど。

今後、そのビギナーファンをどれぐらい、さらなる深みに連れていけるか、みたいな話で。なんつーのかな、「にわかファンはいいじゃん、別に」と思ってるんですけどね。

まぁ、それは言葉の定義なんで、言ってることは同じだと思うんですけど、間口を広くってことと一緒だと思うんですけど。

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