伊集院光、『パワプロ』から遠のいてしまった原因は「ダイジョーブ博士の失敗を課金でやり直せる」システムだったと語る

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2019年8月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『パワフルプロ野球』シリーズから遠のいてしまった原因は、「ダイジョーブ博士の失敗を課金でやり直せる」システムだったと語っていた。

伊集院光:芸人パワプロリーグ、何年ぐらい前かな。一番人数が多かったのが『パワプロ2002』とかの頃だから、凄いね、17年前ってこと。

それよりちょっと前、それこそ構成の渡辺君と二人で、渡辺君の西武ライオンズ対俺の日本ハムファイターズをやってたのは、もうそこから2~3年前だから、前世紀ですよ。前世紀からやってて。

で、ある時、パワプロの中で凄い大事な要素のダイジョーブ博士っていう。まぁ、大体50%以下ぐらいの確率で、ランダムで出てくる、「この博士の手術、受けますか?受けませんか?」と。

で、受けると60~70%の確率で廃人にされちゃうんだよ(笑)使えない選手になっちゃうんだけど。30%ぐらいの確率で、猛烈に能力が上がるっていう。

まぁまぁ、ゲームをやり込んでくると、これがもうキーになってくるんだけど。何年か前の、そのずーっと何年度版、何年度版って出てきたパワプロのそのサクセスモードで、ダイジョーブ博士に失敗しても、課金すると戻せるっていう。

伊集院光「パワプロの課金制で、プレイする気が失せた」

そのシステムが出来た時に、なんか俺の中で大事なものが終わっちゃったのね。っていうのも、だってさ、若手芸人とかとやってるわけで、若手芸人とかとやってる中で、課金すればなんとかなるっていう、肝の部分に課金ができるようになっちゃったら…だって、もはやそれをやり込んでいくと、肝がダイジョーブ博士なのに、そのダイジョーブ博士のギャンブルを、お金さえ出せば何度でもやり直せるってことになっちゃうと、絶対カネがあるやつが勝つの。それはどうやったって。

ってことは、若手とやって俺が勝ったところで、「まぁカネありますからね」っていう。「アンタ、カネありますから」みたいな話になっちゃうじゃん。勝っても何の爽快感もないじゃん。

それまでも、カネにモノは言わせてたの。みんなが一生懸命やってるときに、俺はプレイステーション2を4台並べて端からやる、みたいなことを全然やってたから、そりゃ多少カネにはモノは言わせてきたけども。向こうは向こうで、ヒマにモノ言わせてきてるから。

1日、ほぼほぼ24時間パワプロやって、こっちはなんかテレビとか出なきゃいけないから。本業のパワプロがすげぇ疎かになったりとかするから。それはなんか、ヒマ対プレステの台数みたいなもので、ある程度チャラになってたものが、いよいよそのダイジョーブ博士を課金でやり直せるとことになった時に、「あ、これはもうみんなでやっても面白くない」って、ずいぶん長い間止まってたのを、久々にそのリーグをちょっとNintendo Switch版が出るってことで、再開しようかということになり。

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