2023年1月18日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、伊集院光の話を盛ることはあっても「まるっきりのウソだけはやめておけ」という忠告に深くうなずいていた。
春日俊彰:まずは、伊集院さん。伊集院さんの芸能界が生きやすくなる教訓はこちら。
「本当のことだけでテレビには出られないが、まるっきりのウソだけはやめておけ」
若林正恭:おお!染みる~
春日俊彰:これは素晴らしい!いやぁ~
井口浩之:ふふ(笑)
若林正恭:これは本当にそうですね。
井口浩之:めちゃめちゃ染みてますね(笑)
若林正恭:染みる。
春日俊彰:これは染みるよ。
若林正恭:今日ね、これで終わってもいいぐらい。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:「まるっきりのウソだけはやめておけ」と。
伊集院光:テレビで企画のリクエスト上とか、立ち位置上、背負って欲しいってリクエストはあるじゃない。
若林正恭:はい、はい。
伊集院光:「悪いけど井口君、そんなに怒ってないけど、ここに対しては敵対の意見でいてよ」みたいなところって、出てきちゃうじゃない。
井口浩之:めちゃくちゃあるんですよ。ジャンポケの太田さんに、「お前、芸人やめて作家になれって言ってください」っていわれて(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
井口浩之:そんなには思わないよ、さすがにって(笑)
伊集院光:で、しかもさ、打ち合わせでは渋々、「それは多少飲みますよ」って言ったやつが、本番の展開で、あり得ないぐらいそんなこと言ったら人としてダメだろう、みたいな。
井口浩之:ふふ(笑)
伊集院光:なってるのに、カンペだけ出続ける時あるじゃん。
藤本美貴:ある、ある。
伊集院光:そういう時に、「これは言えない」とか。あと自分の精神衛生上、自分に言い訳ができる言い方をしておかなきゃいけないなっていうのがあって。
若林正恭:はい。
伊集院光:俺、一時期、マヨネーズ大好きキャラをすげぇやってて。
藤本美貴:はっはっはっ(笑)
伊集院光:嫌いじゃないまでも。好きじゃないものの順番で、マヨネーズ相当上にいるのよ。
若林正恭:ああ。
伊集院光:で、この話をしたい時に引っかかってたりとか。あと帰り道に「俺はウソをついた」っていう。
若林正恭:はい、はい。
伊集院光:「ウソをつく芸人なんだ」とか。演出とヤラセの境目は難しいけども、「こっからは乗っちゃダメなんじゃないか」っていうところを、あんまり乗り続けちゃうと、人の批判とかよりも、自分の内面からの攻撃でやられちゃうっていう。
春日俊彰:ああ。
伊集院光:頷いてるね(笑)
若林正恭:本当にそうなんですよ。僕は思い出しますよ。『白い巨塔』マニアで出た時に、一回も出てなかったことを。
春日俊彰:それ凄いなぁ(笑)