2023年1月11日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、マヂカルラブリー・野田クリスタルと「地下ライブ芸人」の過酷さについて意気投合していた。
若林正恭:地下ライブの定義っていうのは…どうなの?事務所ライブってあるじゃん、たとえば。サンミュージックのライブとか、人力舎のライブ。
野田クリスタル:ああ。
若林正恭:あれは地下ライブに入らない?
野田クリスタル:あれは地上です。
若林正恭:ふふ(笑)事務所でやってるようなライブは、地上のライブなんだ(笑)
野田クリスタル:えーっと…なんか知らん奴が主催してて。
若林正恭:うん、うん(笑)
野田クリスタル:大量のチケットノルマをとるやつ。
若林正恭:はい、はい(笑)ああ、そうなると地下ライブなんだ(笑)
春日俊彰:地下ライブの定義(笑)
若林正恭:だから、「ギャラが500円でした」とか、そんなレベルじゃないんだよね。
野田クリスタル:ギャラがもらえるってシステムじゃなかったですから。
若林正恭:払うんだよね。
野田クリスタル:お金を払うんですよ。
若林正恭:たとえば、1500円チケット代だったら、3人分ノルマとか。
b>村上:そうですね。
野田クリスタル:お笑いやるっていうのは、お金がかかる趣味だと思ってましたから。
若林正恭:いや、本当にそうで。でも、なかなか伝わんないのよ。
春日俊彰:そう、そう。
野田クリスタル:そうなんですよ。
若林正恭:吉本の人は、「ギャラ500円でした」とか言うけど、そんなもんじゃないんだよね。
野田クリスタル:うん。
若林正恭:4500円ぐらい払って、ネタやってスベるっていう時代が地下ライブだよね(笑)
野田クリスタル:吉本でライブやって、「お客さん3人しかいなかったんですよ」って言うけど、自主ライブは、お客さんどころか、スタッフもお客さんなんですよ。
若林正恭:ああ、はいはい(笑)
野田クリスタル:だから、音響がファンなんですよ。
若林正恭:お笑いが好きな人が主催して、照明・音響やって。で、客席を埋めてたりするんだよね(笑)
村上:誰かの女が受付やってたりするんです(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)
野田クリスタル:お客さんどころか、スタッフも足りてないんですよ。
若林正恭:そう、そう。それが地下ライブっていうのが、なかなか見てる人には伝わらないから。