東野幸治、井上雄彦本人に『SLAM DUNK』で「三井寿が湘北で活躍するストーリー」はいつ決まったのかと質問したことがあると告白

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2022年12月9日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、井上雄彦本人に『SLAM DUNK』で「三井寿が湘北で活躍するストーリー」はいつ決まったのかと質問したことがあると告白していた。

東野幸治:色々(井上雄彦に)聞いてて。で、「みっちゃんはどの段階で湘北に…ゴリと同級生で、バスケットのシュートが上手いっていうキャラクターにしたんですか?」って。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:最初の登場の時は、ケンカするじゃないですか、ロングヘアで、ヤンキーの一人で。「あの時、描いてた時には思ってました?」って言うたら、「思ってなかった」って。

渡辺鐘:え?!

東野幸治:聞きました、直接本人に。

渡辺鐘:へぇ。

東野幸治:描いてる内に、みっちゃんが動き出したんです。

渡辺鐘:はい…それ、でも水島先生のあれですよね?

東野幸治:本当、そうやし。『グラップラー刃牙』を描いてる人も、「どっちが勝つんですか?」「僕にも分かりません」って。

渡辺鐘:へぇ。

東野幸治:だから乗ってきて、どんどん三井寿っていうキャラクターにどんどん、どんどん興味深掘りしていった時に、「あ、そうや」って言うて、「こういう設定にしよう」って。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:中学の時に、全国MVPで湘北にやってくる。で、ゴリは無骨にスクリーンをする(笑)

渡辺鐘:ふふ(笑)

東野幸治:真面目にコツコツバスケをする。で、みっちゃんは派手ですけど、言うたら成長のスピード、上手くなるスピードの早熟じゃないけども、壁にぶち当たって、ほんで膝痛めて、不良になっていく。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:っていうストーリーをつけて、みっちゃんが入って、バシッて5人が揃ったってことでしょ。

渡辺鐘:あそこからですもんね、『SLAM DUNK』が。

東野幸治:そう。「体育館、開けてくれ」みたいな。あそこからでしょ。で、聞いたんですよ。「でもね、井上先生。僕、途中で『あれ?』って思ったんですけど。最初、桜木が入ったじゃないですか。その桜木の不良軍団で一人、水戸っておったでしょ?学ラン着て、リーゼントで背の高い。あの水戸って、バスケ部に入れようとしてませんでした?」って俺、聞いたんですよ。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:ほんなら、「してた」って。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:でも、みっちゃんがどんどん、どんどんみっちゃんになっていって。そっちに変えたって言ってました。

渡辺鐘:うん。

東野幸治:そのみっちゃんもいいけども、水戸って人もおったら、一体どうなってたのかなっていうのもあるし。

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