2022年11月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、サッカーW杯を地上波で見るかAbemaで見るかの選択で解説を誰が行うかが重要な要素となっていると指摘していた。
伊集院光:テレビがあって。パソコン…Abemaも入ってたり、入ってなくても見れたりするから。Abemaも見れる環境もあったら、テレビ見ると思うの。俺は基本的に、テレビ見ちゃう。画面もデカいし、見ちゃうんだけど。
そうすると今後大切なのって、解説の人の。要するに、俺からしてみたら大画面もありますよ、家にもいれますよ、で、両方選べますよっていう状況で、中継もやってますっていうものだったら、俺はテレビ見ちゃうんだけど。
こうなってくると、テレビの環境はあるんだけど、でもやっぱりそのAbemaで見ますってなってくると、もしくはパソコンで見ますみたいになってくると、なんか俺はそこで、凄い解説の好みの差みたいのが出て。
なんか松木さんとキャッキャやりたい人もいると思うの。もうなんか、物心ついた時から実況と解説と親戚のおじさんが1人いる感じってあるじゃん(笑)あの感じがワールドカップって思ってる人もいるじゃん。
あの感じがワールドカップなんだから、あのおじさんのがないと…あのね、松木さん思うんだけど、松木さん多分俺より凄いサッカー知ってるじゃん(笑)当たり前に。
松木さんの、特にロスタイムとかになったあたり、ロスタイムってまた長いからさ。長いところで、松木さんがさ、「ファール、ファール。今のファール」って言うじゃん。「今のファール!」って言った時に、それは解説としてのファールなのか、親戚のおじさんとしてのファールなのかが、たまによく分からないんだ(笑)
本田圭佑選手が解説やると、そこに強弱があって。「ファールとって欲しかった」って言うとか、「ファールとってもおかしくない」っていうか、「今のはファールですよ」っていうものの差があるじゃん。
で、どっちが好きかなんだよね。おじさんと見たいか、みたいのがあったり。でいて、色んな試合を見たりとかする中で、俺からしてみたら、メジャーな選手、やめたばっかりの選手とか解説やってて。
俺は朝の番組で一緒になって、そのトーク力とかに感心したこともあって、中村憲剛さんが凄い好きで。分かりやすい。「なぜそこを通るのか」みたいな。
相手の守備陣が疲れてる時に、どっちつかずの位置のところを歩いてくると、お見合いが起こることがある。「俺、行かなくていいよね」感みたいのができるから、あのラインを少し遠回りだけど、たとえばS字だけどとって。
で、見事に…もう疲れちゃってるから。「これ、俺のところ入ってないよね?」で、一歩遅れてるんですみたいなことを言ってくれるわけ。「あ、なるほどな」って分かるのね。