2019年9月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)でのコブクロ・小渕健太郎の『君が代』独唱は、「一歩上をやろうと思った」上での失敗ではと語っていた。
伊集院光：普通に歌ったって凄いよ。国歌斉唱を、選ばれてね。みんなの大事にしてる『君が代』っていう歌を、ただ音程がとれたっていうだけだって、ただきちんとしたリズムで歌えたっていうだけだって、十分凄いけど。
一歩上をやろうと思ったんだと思うんです。誰よりも高音の、いまだかつて誰もやったことのない、そのスタートダッシュの「きー」が失敗しちゃったっていう。「あれ？高いかな？」って思っって、「み～」になっちゃった。
そっからは多分、パニックだと思うんですよ。もうどうしていいか分かんない。「あれ？俺、今、右足を前に出しているか？」みたいなことにはなっていって。で、最後は「とにかく消えたい」ってなってたと思うの。
それはね、ある意味マラソンっていうもの恐ろしさなんですよ、恐らく。俺みたいな専門家から言わせると(笑)そのマラソンというものの恐ろしさが全て、コブクロのコブクロンタロウさんの(笑)じゃあ、もう一人誰なん？(笑)
小渕健太郎さんのことだと思う。健太郎さんは、そのスタートダッシュと予想外の「あ、こんな俺でも、ちょっと緊張すると喉って締まるんだ」とか。で、「この喉の締まり方は、ここまでのオクターブ、もう出ない」ってなった時の、そのフォームがバラバラになる感じとかを、全部表してたと思う。だからもう既に1レース。
