2022年11月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ハライチ・岩井勇気オススメの『ヒューマンバグ大学』を称賛していた。
伊集院光:変わったアプローチでアニメ化されてるもんなんだ、みたい多分前置きあったと思ったけど。
『ヒューマンバグ大学』っていうアニメを勧めてもらって。これも見て、ハマったんだけど…ハマったっていうか、一気にほぼほぼもう見ちゃってるんだけど、変わったアニメだったね。
なんか聞いたら、原作「YouTube」みたいな、謎の。YouTubeで評判になっているところ を、アニメにしてまとめていくみたいなやり方で。で、見始めた時が凄いタイムリーすぎてっていうか。
第1話が死刑の話から始まるの。日本において死刑の話から始まって、自分の婚約者とその親友を惨殺して、放火殺人かなんかをして死刑囚になった人が、死刑執行までの話が始まって。
絵としては、まぁギャグ漫画、ギャグ漫画のトーンの絵なんだけど、笑いはほとんどなくて。で、絞首刑になるんだけど、結局、首が強靭だったから死なないで済むんだ、と。で、「その時にどうする?」みたいな話で。
で、ここから過去の事例みたいのが、このアニメいっぱい出てくるんだけど。これ恥ずかしいのはさ、この話をしている時にさ、ラジオだから当然さ、見てる人もいるわけでさ 。俺、教わったやつ見て、そのさらに薄い知識で喋ってっから、すげぇ恥ずかしいは恥ずかしいんだけど(笑)
なんかアイツ、教わったばっかりのやつ話してるぞって感じになりそうでさ(笑)まぁまぁ、それは置いといて。で、そうするとその主人公、佐竹ナントカってオジサンが、「死刑執行したものの生きてた場合、どうする?」みたいな、保留になってる間に、なんかこの人はめちゃめちゃ今まで九死に一生を得続けてる人で。
ありとあらゆる病原菌とかにも感染してるけど治ってるし、寄生虫とかでも治ってるし、「なんかこれは人類ってもののバグなんじゃないか?」っていうぐらい生き残っちゃってるっていう。ゲームオーバーに全然なってないよ、この人って。
で、「今までどういうことありましたか?」みたいな話を一話ずつ教わっていくと、自分がこういうところで…前にこのラジオで喋ったことあるけど、光に寄ってくるトビウオの細長いみたいな、ダツっていう魚がいるんだけど、そのダツっていう魚は夜中に漁をしてる時に、ヘルメットのヘッドライトついてるやつに、顔面に向かって日本刀みたいな魚が飛んでくるから。ダツが刺さって大怪我する人、すげぇいっぱいいる、みたいな。
で、これ島田洋七師匠に聞いたから、絶対嘘だと思ってたんだけど(笑)あとで調べたら本当で(笑)まぁ、ダツ以外のことがほぼ全部嘘だったんだけど(笑)島田洋七師匠の場合は(笑)
で、この人はダツが首にぶっ刺さったことはあるけど、生きてたしって。九死に一生を得た話をずっとやってて。で、それが今、ほら死刑に関してちょっと問題になってるじゃん。世の中、発言とか問題になっ てる時に第一話を見出したから、すげぇタイミングで見ちゃったな、と思いつつ。
こういうネットで話題になったことを上手にまとめながら、連続のアニメにしていくっていうこと、そのアニメもやっぱり量産が難しいところを、「元々ネット発信のものだから」てところを上手く活かして、極力、昔で言うセル画の数が少ない、動きが極力少ないみたいな感じで作られてる。