2019年10月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ラグビーW杯スコットランド戦を、福岡空港で見ながら50人ほどがパブリックビューイングのように応援していて驚いたと語っていた。
伊集院光:ラグビー、にわかです。本当ににわかだけど、そのにわかの自分がさ、パス回しとトライみたいのにさ、ちょっとグッときて涙出そうになるっていうのは、すげぇなっていうのと。
それと、「スコットランドのディフェンス凄いよ」って、一応解説の人が言ってるから凄いんだと思って見てるけどさ、ターレに轢かれてるみたいな(笑)
うっかり、ちょうど形がさ、小ぶりのいわし持ってさ、親方のところ走ってったら、ターレにドーンッて轢かれて、「誰かこれ持ってって、親方んところ」っつったら、そいつもターレにドーンッて轢かれてる。
で、そのターレを受け止めたりとかしてるでしょ。で、その確実にギリギリのところでその子ぶりのいわしを投げて、ちゃんと抱えて。前に落とすとノックオンになっちゃうから。ノックオンになっちゃうし、いわしダメになっちゃうからみたいのを、ずっとやってるのと。
ちょっと日本、変わったな。俺も変わったなってちょっと思ったのは、あの試合まさに、九州から帰ってくる、博多の空港のロビーのテレビで、ちょうどやってたの。
そしたらさ、その空港のロビーのテレビの前に50人かな、もうちょっとぐらいいたかな、人が集まって、試合見てんだけど。もう、最初の内は日本のピンチに「ああ!」って声出ちゃう感じで。
途中から、日本のチャンスとかトライに「ワーッ」ってなって。空港のロビーだよ、途中から「ニッポン!チャチャチャ」って、パブリックビューイングみたいになっちゃって。さすがにそれは加わることはしないまでも、何かしょうがないのかなぁ、みたいな感じになって。
どれぐらい前までかな、それこそサッカーのワールドカップみたいな文化が、自分たちみたいな人間にも聞こえてきた頃って、サッカーの盛んな国ではもう始まっちゃうと街中で大騒ぎですよ、とか。
「サッカーを見るために、有給とるなんて当たり前ですよ」みたいのを聞いて、「俺ら日本人はちょっと考えられないねぇ」って。「スポーツでそこまでなんの?」って思ってたけど、もはやそういう国になったんだぁっていう。
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