2022年8月6日配信開始のYouTube動画『WinWinWiiin』にて、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、宮迫博之が勝手にYouTubeを開始したのは、復帰のために動いていた蛍原やスタッフたちの思いを踏みにじり「全部台無し」にする行いだったと指摘していた。
中田敦彦:「雨上がり決死隊より、宮迫を優先」という気持ちって、今思うとあったなって思うんですか?
宮迫博之:「宮迫」というか、今のこの状況を、打開するにはどうしたらいいか、しか考えてなかったから。
中田敦彦:ああ。
宮迫博之:そこに、雨上がり決死隊を最優先。舞台だけを目指して、何もせずにずっと待つっていうことが、俺には絶対不可能だったから。
中田敦彦:うん。
宮迫博之:動くしか。動かないと、自分がもう消えてしまう、終わってしまうと思い込んでたから。
中田敦彦:うん。
宮迫博之:もしかすると、ずっと待ってれば、会社をやめることもなく、普通に舞台で復帰ができたのかもしれない。でも、当時の精神状態、自分の思いの中では、そこが一番にはできなかったんですよね。でも、蛍原さんはそこを待ってくれてたから。
加藤浩次:そういうことですよね。
宮迫博之:うん。
加藤浩次:僕、思うんですけど、たとえば山本さんがもしも10年間の間、「めちゃイケから戻ろうぜ」っていう約束だけはしてたのね。
宮迫博之:はい。
加藤浩次:で、そんな頻繁に連絡も全然とってないの。何かあった時だけ話をするっていう。年に1回も会わないぐらいだったよね。
山本圭壱:あったね。
加藤浩次:ポイント、ポイントで話すっていう感じで。たとえばその間に、山本さんが一人で『めちゃイケ』から戻るための。
中田敦彦:はい。
加藤浩次:テレビに出るっていうのは、問題起こした人間がスポンサーさんもOKしてくれて、それを全部やってく中で…他で動いてしまうと、この段取りを組んでくれてる、色々動いてくれてるスタッフとか、周りの人間のことを全部台無しにしてしまうわけですよ。
中田敦彦:うん。
加藤浩次:ちゃんとやってる、ここまでやってる、事務所もOK。そしてフジテレビの上層部もOK、スポンサーさんもOK…っていう形をしっかり作り上げてくれてる人に、顔向けできなくなっちゃう。
宮迫博之:うん。
加藤浩次:間で何かをやっちゃうと。だから、山本さんは10年間、お寺行ったり、もっと反省しろとか。ちゃんと頑張ってるってことを世の中に知ってもらわなきゃダメだよ、みたいな話もしたし。
宮迫博之:うん。
加藤浩次:で、山本なりに色々考えてやったりとかして。で、その間に、何か始めたりとかしたら、僕もプツンと切れてたかもしれない。
中田敦彦:そうなんですか。
加藤浩次:それは「めちゃイケから戻る」っていう目標があって、10年かかってしまったけど。
中田敦彦:うん。
加藤浩次:たとえば蛍原さんが、「アメトーークから戻ろう」と思ってて、宮迫さんがポーンとYouTube始めたら、「あれ?」ってなる気持ちは分かります。
中田敦彦:なるほど。
加藤浩次:これは宮迫さんに初めて言いましたけど。
宮迫博之:うん。