2019年10月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、映画『ジョーカー』を観るのにポップコーンを購入する人に対して疑問を呈していた。
伊集院光:俺、意外だと思うかもしれませんけども、映画観ながら何も食べないんですよ。なんか分かんないけど、デカイポップコーンをもぐもぐくっている人の隣で、電子ジャーを持ってきて、そこから直でしゃもじでご飯食べながら映画を見てるイメージじゃないですか、僕のイメージって(笑)
にも関わらず、僕、映画観てる最中、何も食べないし、ヘタすりゃ何も飲まないんです。飲んでちょっと尿意を催すのもイヤだし。ちょっと飲み物、一口二口飲むことはあっても。
大大さ、ポップコーンってさ、能動的に食う?(笑)なんつーのかな。俺、分かんないんだけどさ、もっと言うとさ、『ジョーカー』だよ、今からやるやつ。『ジョーカー』だよ。『ジョーカー』観ながら、なんでみんな食う気満々なの?(笑)
なんかしかもさ、今のポップコーン…キャラメルポップコーンとか、ストロベリーポップコーンとがあるじゃん。『ジョーカー』観ながら食う?
もう、陰々滅々映画の代表ですと。アメリカでは大手の映画チェーンが、「とにかく子供に見せないでください」と。R-15ってついているのは…映画館側がだよ。「バットマンもんだからっつって、子供連れて来ないようにしてください」って。とにかく陰々滅々とした映画です、と。
「不幸な男の中に狂気が芽生えてくる、『タクシードライバー』のような作品です。バットマンも出てきません」っていうのを映画館側が言うぐらいの鬱映画で。キャラメル味のポップコーンとか食う?
人、死ぬだろう(笑)それも残虐に死ぬだろう、どうやったって(笑)そこで食うっていうモードに俺はならない。大抵の映画でも食わないし、なおのこと今から鬱映画観るのに、ポップコーンを買うことはないんだ。
伊集院光、『ジョーカー』はアメリカで「子供向けではない」と警告文が出されたということも納得の「陰々滅々とする映画だった」