神田伯山、初めて師匠・神田松鯉に稽古をつけてもらう時に「俺の前で二度とするな」ときつく叱られたことがあったと告白

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2021年8月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『問わず語りの神田伯山』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田伯山が、初めて師匠・神田松鯉に稽古をつけてもらう時に「俺の前で二度とするな」ときつく叱られたことがあったと告白していた。

神田伯山:なんかね、19歳ぐらいの子が円楽師匠の弟子にいるんだって。で、その子がまだ前座なんですよ、入ったばっかりなんですけど。

その子が、6代目圓生そっくりの口調で高座やってんだって。「お前さんはそのねぇ、いけませんよ」って(笑)圓生のモノマネを開口一番やってて、風のうわさで聞くと、全然ウケてないらしんだよね。

なぜなら、19歳の子供が老人のマネをしてるから。で、「ああ、圓生師匠の完コピだ」って思うけど、別にウケてない。で、開口一番の役割を果たしてないらしいんですけど。でも、そういう奴が一番面白いじゃん。化けるかもしれないじゃん。

だから、俺も考えたらね、圓生師匠を好きすぎて、ウチの師匠に初めて稽古つけてもらった時に、「お前、圓生師匠の真似をしてんのか?」って言われたの。

「いいか?松之丞」っつって。当時、松之丞だから「よく聞け」と。「二度とするな、俺の前で」と。「圓生師匠は大変な名人だが、若いお前がそれを真似しているほど痛々しい高座はない」と。

それを円楽師匠の弟子に言ってんじゃないんだよ。そいつは落語家だから面白いと思って、いいと思うんだけど。講談師でやってんのは何だと思うから、それはもう、即刻やめなさい」っていうふうに、キツく言われた記憶がありますけどね。

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