2021年5月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、『たりないふたり』解散ライブを、結成した下北沢タウンホールで「無観客配信ライブ」により行うことについて、「12年前の俺たちよ、目の前に誰もいないと思ってたかい?」などと語っていた。
山里亮太:たりないふたりは、5月31日に下北沢タウンホールでやる、ということでございまして。最終章という言い方がいいのかな。まぁ、これで5月31日を持ちまして、俺とオードリーの若ちゃんでやってるたりないふたりは解散。
12年ですよ。12年やってきましたけど。まぁ、間が空いてる時はあったけども。もう本当に、元々はね、『潜在異色』っていう、じゃない方芸人で集まってライブをやろうってところから始まってるからね。
最初は、俺とアンガ田中さんと、ドランク鈴木さん、ロンブーの亮さんでやってて。そこに、見に来てたロバートの博さんが入ってくれたの。そこにサンドさんが入ってきて、オードリーが入ってきて。インパルスの板さんとか、鳥居みゆきさんとか入ってきて。
その中でユニットを組んだのが、この『たりないふたり』だったのよ。若ちゃんと2人で。で、初めて出た時は2人が楽しすぎて。持ち時間8分だったんだけど、楽しくて20分ぐらいやっちゃって。
次のインパルス板倉さんのピンネタ、ずっと出番を袖で待ってて。ピンネタで銃かなんかを持ってたのかな。マジでその銃で俺たちのことを殺そうとしてたっていう。懐かしいですよ、そこら辺でね、ユニット組み始めてやってて。
下北沢タウンホールっていうところで、我々たりないふたりをやらせてもらって、そこで生まれたんです。その下北沢タウンホールで最後を迎える、と。ちょっとドラマチックじゃない。しかもこのご時世ということで、無観客で配信のみっていうね。
12年前にこの下北沢タウンホールで立たせてもらって。その下北沢タウンホール、12年前の俺たちよ、と。同じ場所で漫才をやる、と。でも、しかしその時、「目の前に誰もいないと思ってたかい?」っていう。
そうなの、誰もいないのよ。漫才誰もいないところでやるの初めてじゃないかな。だから、どんな感じになるのか。