2025年5月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、嵐がスーパースターであると実感した『VS嵐』での大逆転劇について語っていた。
山里亮太:やっぱ嵐がすげぇなっていう。今回、喋ろうって思って、思い出した時に、やっぱ凄かったなって思うことが、山程あるのね。
みんながよく言う、メンバーめっちゃ仲いいってのはあるんだけど。で、M-1グランプリにウチらが出て。ブームになったわけです、南海キャンディーズ。
で、もう芸能界のど真ん中にどんどん行かしてもらうっていう中で、『VS嵐』っていう番組もあったわけですよ。『VS嵐』って、嵐チーム対、いろんな芸能人のチームがいろんなアトラクションに挑むっていうやつなんですよ。
壁登ったりとか、キッキングスナイパーってね、サッカーボールでドラム缶を倒したりとかして、嵐チームと戦う。
で、敵チームになることもあれば、プラスワンって言って、嵐チームに入ることもあるのよ。あの頃、僕らもう本当に芸能界にボーンと急に現れて、旬だったから、プラスワンで嵐の方と一緒だった日があってね。で、それ初めて『VS嵐』に出た時、「南海キャンディーズです」って、緊張よ、あのスーパースター嵐と一緒になるっつってさ。
ドキドキして、緊張してて。で、ウチの相方もさ、そんなもうバラエティとかもほとんどやったことないし、全然ね。ポッと出だから、ウチらなんか。で、出てさ。どうしたらいいかって。コンビ仲も良くないし、助け合うなんてこともないしさ。なんかちょっと相方も何していいかわかんないっていう。
でも、そんな中でやっぱ相方の方がやっぱ打席が多いわけ、いろんなゲーム挑戦する、嵐チームとしてね。で、ウチの相方のせいでっての多かったのよ。もう全然点取れないみたいな、ゲームとしてね。「ここは最低でも1ラリーできてないとダメじゃんっていうところ、できないっていう。
しかも面白くなくミスして点とれないみたいの凄く多くて。で、「うわー…」ってなって。で、凄い点差になって1回休憩のところ入って。で、『VS嵐』って楽屋が嵐チームとあと敵チームで分かれるの、2つの大きな部屋で。嵐全員いて。で、プラスワンのうちらもいると。嵐の楽屋にウチらもいる。
で、番組が盛り上がらない点差ってあるじゃん、もう。「これ、もう終わりじゃん」っていうので中盤終えちゃって。いよいよ後半、あと数ゲームしかないっていう時に、この点差はちょっともうどうにもこうにもだなって。
で、その原因を作ったのウチらであるし、まぁ言ったらおしずだ、と。これに関しては個人戦だからさ、俺がどうこうなるレベルじゃないから、おしずの本当に変なミスで失敗しまくって。で、楽屋一緒。
だからもう言うじゃない、自虐を込めながら「すみません、何やってんのよ、しずちゃん」と。「せっかく『VS嵐』出してもらってね、プラスワンで嵐チームに来てやってんのに、すみませんウチの大きいのが、もうただただ迷惑かけちゃって」って。
「いい加減にしろよ、しずちゃん」みたいなことを言ったわけさ。そしたらその時に、大野君が、リーダーがね。「いやいや、全然いいよ。しずちゃん全然それでいいんだよ」って言って。
松潤とかも「いや、ちょっと山ちゃんそれ言いすぎだよ」と。「しずちゃん、本当いいよ。だって俺たちすげぇ楽しいし、逆転すればいいんだもんね」って。逆転って、もうほぼ不可能なの。こっから、全ゲームノーミスっていう。もうこんなん、今までやったことないじゃんっていう。
で、ニノとかが普通にしずちゃんの肩をトントンと叩いて、「任して、任して」っつって。相葉君とかも凄いずっとさ、「大丈夫だよ、しずちゃん」みたいな。で、翔君も「山ちゃん言いすぎだよ、大丈夫大丈夫」って言って、「じゃあ、後半戦始めます」って言って。
後半戦、フルパーフェクト取るんだよ、嵐が。やっぱスーパースター。スーパースーパースターだったね、本当に。だから何が凄いって、そこでパーフェクト取ったら言ってたのが、おしずがミスしたことがナイスアシストに変わるには、逆転劇しかないっていう。
で、そのことを口に出した瞬間に、本当にそれが始まるっていう、スーパースーパースター。そして、俺の超小物感。やっぱねでも、本当それは思った。それがだから本当に俺たちが世に出始めて、『VS嵐』出て。
その時と、今でも会う時の態度が全員変わってないっていう。もう奇跡のグループよ、本当。

