2021年2月20日放送のテレビ朝日系の番組『伯山カレンの反省だ!!』にて、お笑い芸人・今田耕司が、ナインティナインの台頭を許さなかったのは、ダウンタウン派閥の一員として「分かってるやろな?」という無言の圧力を感じていたからであると告白していた。
神田伯山:僕はもう、今田さんをずっとチェックしてるんですよ。
今田耕司:いや…
神田伯山:今田さんの30代半ばとか、こんな優しくなかった。
滝沢カレン:え?そうなんですか。
神田伯山:もう本当に、ナインティナインさんを押さえつけようとするんですよ、力で。えげつないんですよ、それが。
滝沢カレン:ふふ(笑)
神田伯山:「俺の方が面白いだろ?」っていう、視聴者に(笑)こんな『アナザースカイ』とかやってる人じゃなかったんだよ(笑)
今田耕司:あれはもう、特殊(笑)時代も特殊(笑)
神田伯山:はっはっはっ(笑)
今田耕司:あの世代、誰に聞いてもそうやろうけど。
神田伯山:はっはっはっ(笑)
今田耕司:まず、フジテレビさん自体に、物凄い派閥があった時なんですよ。
神田伯山:ああ、なるほど。
今田耕司:言うたら、タレントって言うよりは、プロデューサー、スタッフに派閥があったんで、とんねるず班、いわばひょうきんから流れてるダウンタウンさん、ウッチャンナンチャンさんの班。そして、そこから片岡飛鳥さんっていう、若手が率いるとぶくすり班。
神田伯山:ああ。
今田耕司:で、とぶくすりって、深夜番組のコントが終わったのかな。で、終わって『殿様のフェロモン』って言って、秀ちゃんと俺と番組やる、みたいな。
神田伯山:はい。
今田耕司:で、そこに『とぶくすり』が終わった時に、この火を消したらアカンって、このグループをここの番組に入れて。
神田伯山:なるほど。
今田耕司:絶対、火を消さんっていうので、その3派閥みたいなんがあって。
神田伯山:そうか、その中で今田さんが自分のポジションをっていうところであったんですね。
今田耕司:そう。で、『ごっつ』のメシ会みたいなんがあった時に、当時の忘れもしない『ごっつ』のプロデューサーさんと松本さんとかが、「こんなんやるらしいな」「はい」って。
神田伯山:はい。
今田耕司:もう、俺が勝手に心の声を聞いてんけど、「分かってるやろな」っていう。
神田伯山:はっはっはっ(笑)
今田耕司:大阪からキャパ100人の劇場からずっとやってきて、『ごっつええ感じ』っていうものの一つ、組員であるわけですから。
神田伯山:はい(笑)
今田耕司:それが、今度、浜田さんが横から油紙に包んだもんをパッと出したように見えたの。
神田伯山:はっはっはっ(笑)
今田耕司:俺はもう、油紙で包んだやつを「分かりました」って、勝手に…
神田伯山:もう完全に若頭じゃないですか(笑)
今田耕司:その時は、27~8ですよ。
神田伯山:お若いんですね。