2021年1月30日配信のYouTubeチャンネル『新R25編集部』の動画にて、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、今後の芸能事務所は「タレントに出演ギャラを払うだけ」の旧態依然のシステムでは存続できないと語っていた。
渡辺将基:僕たちもメディアで、たとえばですけど、誰かを「この人、面白いから」って見込んで大きくなっていった、でもやっぱり個人に力がついたら、もう自分で発信もできるってなっていく世界だから。
西野亮廣:はい、はい。
渡辺将基:なんとなくその事務所さん側の気持ちも分かるっていうか。
西野亮廣:はい、はい。
渡辺将基:でも、とは言ったって、そんな情だけで残ってくれないこともあるし。
西野亮廣:僕、吉本の社員に言ったことがあって。「もう、とにかく芸人に株を持たせろ」と。
渡辺将基:UUUMさんのヒカキンさんのパターン(笑)
西野亮廣:そう、そう(笑)だから本当に、会社の株じゃなくてもいいんですけど、たとえば吉本興業が劇場を持ってたり、色んなコンテンツを持ってるんですけど。
渡辺将基:はい、はい。
西野亮廣:これに対して、吉本興業がずっとこの劇場の宣伝して、ここに出てもらうようなことをしてるんですよ。
渡辺将基:はい。
西野亮廣:全く無駄だなって思って。
渡辺将基:うん。
西野亮廣:宣伝力で言ったら、プレイヤーの方があるんだから、この吉本興業の小屋の宣伝をプレイヤーにさせてしまって、小屋の売り上げのパーセンテージを、芸人に入るようにしてしまえば、芸人は吉本興業のこの小屋をずっと宣伝し続けるし。
渡辺将基:だから、全社の業績連動型のボーナス的なものとか、そういうことですよね?
西野亮廣:はい、はい。それはやった方がいいな、と思いますね。それをやんないともう無理ですね。
渡辺将基:それはでもたしかにでも必要でしょうね。芸能の世界じゃないところから取り入れるべきエッセンスっていうのは、ありそうですよね。
西野亮廣:はい、はい。