2019年8月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、日韓関係の悪化について打開策を韓国に求めることはできず、「韓国に期待をしていない」と語っていた。
伊集院光:当然、日韓の間で、僕も日本人ですから、「韓国酷いな」って思ったり、「韓国のやり方は間違ってる」って思うことはいっぱいありますけど、ちょっとそれでは埒が明かない。
もっと言うと、僕は今、日本が大好きで極端に韓国が嫌いな人に比べて、もしかしたら韓国愛がそれより低いのかと思うぐらい、韓国に期待をしていないです。
韓国側が、何か自分たちの満足にいく方に舵を切るということに、期待していないです。自分たちが、どういう叡智や考えを持って、これを和らげられるかってことしか考えていないと思ってるんです。
特にこういう時間のラジオなので、何かを…自分はわりと中立のつもりで喋ったとしても、どっちかの考え方の人に対して「それ違う!」って凄く大きな声を上げられるので、かなり気を使って言ってますけども。
これって多分、このまま行くと途轍もなくイヤなことが起こる気がするんですね。だから、自分たちの前の世代の人たちに訊きたいのは、「戦争にゆるやかに向かって行く時って、どういう感じでしたか?」って、凄く訊きたくて。
得がないようなことになってると思うんです。凄く得がないようなことになってるし。分かりやすく韓国の大統領は、ここを煽ることで、前任者と逆のここを煽ることで、自分の人気を上げようとしていると思います。
日本の内閣は、「これは優遇をやめただけです」っていうのが、もしそのとおりならば、フラットなのかもしれないんですけども、それより僕は、煽るとは言わないが、これを収める方には行ってないと思うんですね。
とても中途半端なことを言ってると思いますけど、僕の思いはそこで、どっちの味方でもないです。基本的には住んでる日本に寄ってるとは思いますけど、今のやり方に対して、不安しか覚えないっていうのが、今、僕の思ってるところなんですけど。
これはどうなっていくんですかね。