神田伯山、ホラン千秋は「元々アナウンサーを目指していたけど落ちた」ことによる「泥水すすって10年」という経験がラジオ番組のパーソナリティとして適格だと語る

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2020年12月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『問わず語りの神田伯山』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田伯山が、ホラン千秋は「元々アナウンサーを目指していたけど落ちた」ことによる「泥水すすって10年」という経験がラジオ番組のパーソナリティとして適格だと語っていた。

神田伯山:多分、ホラン千秋さんってね、もちろん今テレビで大活躍されてるんですけど、でもね、一番ラジオ向いてる人だと思う。

僕、最初に文化放送の人に言われたのは、なんか女子アナをとかっていうふうに言われたのかな。女性アナさんもいいんだけど、女子アナさんって、やっぱ女子アナ口調なんですよ。っていうか、もう全てアナウンサーって、アナウンサー口調なんだよね。

それは素晴らしいし、そういうのを打破した古舘伊知郎さんとか安住紳一郎さんとか色々、安住さんもそうだけど、いっぱい優秀な人いるんだけど。俺なんかね、アナウンサー口調がね、あんまり好きじゃなくて。まぁ、これを言うと相当敵に回すよね。

俺はあんまりなんですよ。掛け合いでやる時にね、堅いっていうか、かしこまっちゃうから。そこ行くと、元々アナウンサーを目指していたけど、落ちたホラン千秋の方がいいなっていう(笑)

それで、泥水すすって10年ぐらい仕事なくて、全然相手にされずみたいな。アルバイトとかやって、みたいな感じで。そういう泥水すすってる人の方が、多分恐らくね、いいラジオってできるんじゃないかなぁと思うんだよね。なんかこうリスナーに寄り添えるんじゃないかなっていう。

だって女子アナとか、男子アナもそうだけど、アイツらエリートでしょ。あんなのTBSラジオリスナーと一番離れてるんだよ、そんなもん。泥水すすってないんだから。ミスコンとか出ちゃったりとかさ、すぐフリーになっちゃったりとか、そんな奴らに気持ちなんか分かるわけないんだから。

ホラン千秋みたいに、もう本当に、道に踏みつけられたおにぎりを「ありがとうございます」って笑顔で食べる女ですよ、あれは。そういう方が絶対良いラジオできるんだと、っていうことを思ったりなんかしてね。

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