2020年10月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、映画『鬼滅の刃』のスマッシュヒットが実現した理由を「シネコンの増加」と「コロナ禍で災厄退散を願う人々の潜在意識」であると語っていた。
太田光:これはあれだろうな、シネコンの全館でやるようなことじゃないと。
田中裕二:はい、はい。じゃないと無理。
太田光:今までのじゃできなかっただろうな。
田中裕二:『千と千尋の神隠し』の時は、こんなにまだシネコンってなってないから。
太田光:ないから。
田中裕二:さすがに、スクリーン数が違うから。
太田光:そうだよな。一気にできるっていう。
田中裕二:一気に。
太田光:これで、しかもあれってさぁ、言ってみりゃ今のコロナの状況と、オーバーラップするところあると思うんだよ。
田中裕二:ああ、ああ。
太田光:感染症のね。で、変なお医者さんみたいなのも出てくるじゃない、女の人(珠世)。
田中裕二:ああ。
太田光:ワクチンありますよ、みたいな。
田中裕二:うん。注射打つんだよね。
太田光:注射打つんだよな。
田中裕二:凄いのよ。
太田光:ちょうどそれの、ああいうのを退治して欲しいっていう、そういうのとどっかでマッチしたような気がするね。
田中裕二:たしかにね。
太田光:今の時代と。そういうのとヒットって、やっぱり絶対あるからさ。コロナの全然前に作ってんだけど。
田中裕二:タイミング的に合ったんだろうね。
太田光:そういうのを退治して欲しいっていうのが、どっかであると思うんだよね。
田中裕二:そうだね。
太田光:それとシネコンの時代で生まれたヒットだよね。