2020年6月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、フリーキャスターの赤江珠緒が、新型コロナウイルス感染症により療養し、同番組復帰を果たして本番中にカンニング竹山を見て、「抑えないと、今にでも泣きそうになってて…」などと語っていた。
赤江珠緒:第一声が、凄く注目されてます、と。
カンニング竹山:注目されて、今日、スタジオにもね、テレビカメラが何台か入ってますよ。
赤江珠緒:テレビカメラまで入ってる。
カンニング竹山:赤江さんを撮ってるテレビカメラが何台か入ってますよ。
赤江珠緒:でもね正直ね、竹山さん。
カンニング竹山:はい。
赤江珠緒:竹山さんもきんきょう…きんきょうだって(笑)「緊張してるでしょ」っておっしゃってましたけども。
カンニング竹山:はい。
赤江珠緒:あのね、緊張もしてるし、凄い気恥ずかしさがあるんです。
カンニング竹山:なんで?久々にラジオで話すってこと?休んでたってこと?
赤江珠緒:そう。でね、考えたら私、産休で1年間、丸々番組を休んでたことあるんですよ。
カンニング竹山:そうだよ、1年間いなかったよ。
赤江珠緒:うん。でね、産休明けの時って、そんなになにも考えずに、しれーっと戻ってきて、「よーし、陣痛の話をしてやらにゃ」ぐらいの感じで来てたんで。
カンニング竹山:はい、はい。
赤江珠緒:何も思ってなかったんですけど。
カンニング竹山:はい。
赤江珠緒:今回はね、凄い気恥ずかしさみたいなのがあって。
カンニング竹山:あら、そうですか。
赤江珠緒:「これなんだ?」と。今週から復帰するって決まってから、「あれ?あれれ?」みたいになって。
カンニング竹山:なんで?
赤江珠緒:「なんでだ?」って考えてたんですよ。それで分析した結果があるんですけど、聞いてもらっていいですか?
カンニング竹山:どうぞ、聞きましょう。
赤江珠緒:まずね、ちょっと浦島太郎状態になってるんですよ。
カンニング竹山:あ、世の中と?
赤江珠緒:うん。私がコロナに感染して、入院したりなんやかんやしてた頃って、ちょうど桜が咲いて、みたいな。
カンニング竹山:ああ、あの時期か。
赤江珠緒:うん。で、東京はまだ雪をかぶった桜が咲いて、「珍しかったですね」なんて言って、まだベランダ出ても「寒っ」とか言ってたぐらいなんです。それから、自宅にいたりして、病院にも入って。
カンニング竹山:はい。
赤江珠緒:そうすると部屋から出ないじゃないですか。
カンニング竹山:はい。
赤江珠緒:って言ってる間に季節が変わって、やっと部屋から出た頃には、「なに?この夏みたいな」みたいな。「初夏?」みたいな状況になってて。
カンニング竹山:あんまり感じてないんだ?外とか世間を。
赤江珠緒:そうなんです。その空気も感じてないまま、ちょっとタイムスリップしたみたいな感じがあって、その違和感がまずあるでしょ。
カンニング竹山:うん。
赤江珠緒:その中で、当たり前に日常こうやって毎週会えると思ってた竹山さんとかスタッフにも突然会えなくなったから。
カンニング竹山:みんなに会えないわけだ。
赤江珠緒:そう。なんかもう今日会えたことが、めっちゃ嬉しいんですよ。
カンニング竹山:はっはっはっ(笑)ああ、人とね。
赤江珠緒:さっきね、竹山さんとスタジオ入る前に、「あ、竹山さん。おはようございます」って普通に挨拶したんですけど。
カンニング竹山:うん。
赤江珠緒:「ああ!竹山さん!」みたいな、自分の中で気持ちが。
カンニング竹山:はっはっはっ(笑)
赤江珠緒:竹山さん見ただけで涙ぐみそうになってるから。
カンニング竹山:はっはっはっ(笑)ああ、そうか。
赤江珠緒:「赤江落ち着け、赤江落ち着け」って自分でちょっと抑えないと、今にでも泣きそうになってて。
カンニング竹山:半分涙目になってるね(笑)
赤江珠緒:なんで竹山さん見て泣かなきゃいけないのっていう(笑)
カンニング竹山:分かんないけどね(笑)俺だって何もしてないのに、急に目の前で泣かれても困っちゃうんだけど(笑)
赤江珠緒:そうでしょ。それが恥ずかしいじゃない、まず。
カンニング竹山:ああ。
赤江珠緒:その自分の精神状態が。本当に泣きそうに。「あ、竹山さんだ」みたいな。
カンニング竹山:いつものスタッフとかね。会ってた人に会えなくなってるから。
赤江珠緒:そこが犬みたいに尻尾振って寄ってきそうで、「いかん、いかん。これはいかん、落ち着け、落ち着け」みたいなのあるじゃないですか。
カンニング竹山:うん(笑)