2020年3月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、新型コロナウイルス対策でテレワークが普及しつつあるも「家で仕事のスイッチって入る?」と疑問を呈していた。
伊集院光:世の中、凄いと思うのがさ、テレワークってあんじゃん。在宅で、遠隔でコンピューターか何かで仕事しましょうよ、会議とかもコンピューターでやりましょうよとか、いつもは会社来てやってた仕事を家でやって、もうネットを通じて提出すればいいじゃん、みたいなのあんじゃん。
で、ちょっと思ったのは、ラジオも全然それでいいの、別に。家で喋って、で、全部ネットで繋いでやればいいんだけど。
すげぇなと思うのは、家で仕事のスイッチって入る?だってさ、音声さえ送ればいいわけじゃん。パソコン開いて、音声さえ送ればいいという状態になって、絶対に俺、パンツ穿かないと思うのね(笑)
いや、俺がテレワークする人だったら、上半身だけカメラで映ってて会議やんだったら面倒くさいじゃんか、絶対パンツなんか穿かないですよね(笑)そのままもう、チンチン出しっぱなしで、上半身だけ普通にうつしてやるじゃないですか。
ブラもとりませんよ(笑)ブラもとらないまま、もう起き抜けで、一応顔だけは映るから、顔だけはきちっと、ポマードでバッチリ七三分けにして。だけど、もう昨日のブラはつけたまま。で、朝立ちも立ちっぱなしでやると思うんですよ。
で、何って言うのかな…俺だって家でこんなこと言わないよ(笑)カミさんもいれば、犬もいるんだから、家でこんなモードならないですよ。だっていつもさ、この変な空間の中にいるノリで、どんどんエンジンがかかっていくわけで、普通に家っていうモードで、ミニチュアダックスフントの老犬が横にいる状態で、でいて、なんか分かんないけど、一応ハヤシライスとか煮えている状態のところで、俺、同じモードになんか絶対にならないでしょ。
その状態で、カーペットが引いてあるところでですよ、そこにご飯粒のパリパリになったやつがちょっとあったりするような状況で、「長渕剛が立ちバックで、ちょっとずつ前に進む」とか、そんなメール読んで、そこからの発想で、「セイ!セイ!」とかなんないですよ、それ(笑)
もうパブロフの犬みたいに、ネクタイを締めるとか、会社に行くとか、ああいうことでスイッチ入れる、スイッチ入れて仕事をするっていう世代の人、いっぱいいると思うの。
多分、この騒動が終わった頃にみんな、「あれ、無駄だな」みたいな。「会社とか全然行かなくていいな」って、やっと慣れてくるんだと思うけど、今の段階では、あのスイッチの一個ずつのスイッチの入れ方をしないと、ラジオ局に来て、この部屋の中に入れられて、こめかみに電極を挿されて、微弱電波を流されてじゃないと(笑)
それ自体に効き目がなかったとしても、なんか面白いスイッチとか入らないと思うんだよね。だから、テレワークでやれてる人は、相当凄いと思うね。