東野幸治、「圧が凄い」という言葉は今田耕司へのツッコミとして自ら作り出したと明かす「僕、中学の時にバスケットやってて…」

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2020年2月29日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』の第5回にて、お笑い芸人・東野幸治が、「圧が凄い」という言葉は今田耕司へのツッコミとして自ら作り出したと明かしていた。

東野幸治:僕も正直、「流行り言葉を作りたいな」って思っていまして。で、実は僕、こっそり…この『幻ラジオ』だから言いますけど、流行り言葉作ったんですよ。

ちょっと流行り言葉、厳密には。ちょっと流行り言葉をこっそり作ったんです。それは何かと言いますと、たまになんかテレビでタレントさんが言ってると思うんですけれども。

「圧が凄い」っていう言葉、あるんじゃないですか。あれね、僕が作ったんですよ。何人かのね、芸人さんは知ってると思うんですけどね、その芸人さん、なんか口が重いのか、お喋りが下手なんか知らないんですけど、言わないんですよね、テレビとかラジオとか、なんか雑誌とかで。

言ってくれたらね、なんか「あの言葉、東野さんが作ったんや」って言われるんですけど、ずーっと我慢してたんですけど、何にも言わないんですよね。だからもう、ちょっと言わせていただきますと、「圧が凄い」っていう言葉、これ、僕が作ったんです。

で、どう作ったかと言いますと、もちろん流行り言葉を作りたいなぁと思ってて、でも、まぁそういう機会もなかなかないから。一時、その「圧が凄い」の前に、バラエティで使いやすい、新しい言葉ないかなと思って、それは流行り言葉の感じじゃないけど、よく使ってたんが、「ギリギリセーフ」っていう言葉をちょっとだけ変えて、「ギリギリアウト」っていう。「アウトやったらアカンがな」って、ちょっとしたボケも入ってる言葉を、たまに使ったりとかして。

それもなんか別に流行らせる気ないんですけど、それ気に入って使ってて。で、段々飽きてきて、使わんようになって。たまに誰か使ってるんですよ。

それはそれであって、「圧が凄い」は、明確にちょっと流行ったらいいなと思って使い出してて。それ、どういう時かと言いますと、『やりすぎコージー』の前身番組で『やりにげコージー』っていうのがあって。

『やりにげコージー』っていうのは、テレビ東京の深夜でやってて。今田耕司さんと主にスタジオでトークする、千原兄弟もいたり、吉本の芸人さんも来たりとかする番組の中で、今田さんとああだこうだ喋ったりとか。

なんかいろんなことに対して、俺がツッコんだり、今田さんがツッコんだりとかする中、今田さんもお喋り達者やし、俺も後輩やけど負けたくないと思って喋っている中で、僕の喋ってる間を、ちょっと今田さんがかぶせてきたりとか、俺が喋ろうとしても、今田さんが先喋ったりとかするのが何回かあって、なんかそれに対して良いツッコミの決まり言葉とか、でけへんかなぁってちょっと考えていて。

「どうしよう、どうしよう何か良い言葉ないかな」って。なんか今田さんが急に喋ってきて、俺の喋りを遮って喋ってきた時に、「何か言う言葉ないかな?」って考えたのが、「プレスが凄い」って言葉を考えたんですよ。

それは何かって言うと、僕、中学の時にバスケットやってて、ディフェンスの時にオフェンスのボール持ってドリブルする人に、圧力をかける意味で「プレス、プレス」っていうふうによく言われてたんで、「圧力っていう意味やし、プレスが凄い、これなかなかエエん違うかな」と思って、『やりにげコージー』のスタジオで、今田さんと喋るような展開になって、ちょっと今田さんがバーって喋ってきたから。果敢に喋ってきたから、「あ、ここやと思って、今田さん、「プレスが凄いわ」って言ったんですよ、ツッコミとして。

ほんならスタジオがね、モワンってしたんですよ。「なんかちゃうなぁ」って。何か失敗したなぁって。多分、今田さんも覚えてはると思いますけど、「コイツ、何言ってんねやろ」みたいな感じの(笑)まぁまぁ、失敗したんですよ。

で、「アカンかったなぁ」って思って。で、次の収録に向けて、「プレスが凄い、なんかちゃうなぁ。なんかないかなぁ」と思って、色々考えて。プレスは日本語で「圧力」やし、「圧力が凄い」っていうのも違うしって思って。

「あ、そうや」と。ちょっと縮めようと思って、「圧が凄い」って。言葉短くして、「圧が凄い」でエエんちゃうかなと思って、次回の『やりにげ』の収録で、また同じような展開になって、今田さんが喋ってきだして、「ここや」と思って、「今田さん、もう圧が凄いわ」って言ったんですよ。

ほんなら、スタジオが笑いに包まれて。「圧が凄い」の圧も、圧力という意味って、すぐ分かるし。なんかドンッとハマって、これ使えるなと思って。

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