東野幸治、高橋留美子を激怒させた押井守監督の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』について語る「怒り狂ったっていう話は有名」

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2020年2月27日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』の第4回にて、お笑い芸人・東野幸治が、高橋留美子を激怒させた押井守監督の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』について語っていた。

東野幸治:『うる星やつら』の『ビューティフル・ドリーマー』、押井守監督です。

当時、少年サンデーで連載してた『うる星やつら』、高橋留美子先生ですね。で、フジテレビでアニメやってました。その『うる星やつら』ってフォーマットを使って、押井守監督はただ自分ややりたいSF作品に落とし込めるっていう、傍若無人な振る舞いに出ます。

当時、僕はこれ、『すかんぴんウォーク』と二本立てで見に行って、なんか怖くなりました。『ビューティフル・ドリーマー』の内容は、友引高校、諸星あたる君とかが通う、友引高校の文化祭の前日の話です。

みんな遅くまで学校に残り、「明日、文化祭だなぁ、大変だなぁ」「頑張ろうな、盛り上げような」「準備大変だなぁ」「もう夜も遅いから一回、家に帰ろう」と、で、みんな帰ります。次の日の朝になります。

学校にやってきます。みんな、言います。「いよいよ明日は文化祭だなぁ」「頑張ろう、準備大変だなぁ」「もう夜も遅いから、一回家に帰ろう」と、で、家に帰ります、寝ます、次の日起きます、学校行きます。

「明日は文化祭だなぁ」…この延々繰り返しっていうストーリーなんです。当時、本当、訳分からんくて。面白い、面白くないじゃなくて、「なんだこれは?我々は一体、何を見ているんだ?」っていう衝撃で。

後に、この『ビューティフル・ドリーマー』の試写を原作者の高橋留美子さんが見て、怒り狂ったっていう話は有名でございます。僕が高橋留美子さんでも怒り狂うと思います。

でも、その作品が、段々、段々評価が高くなって。たしかに、SF作品としては日本で一番有名な作品になったんじゃないですかね、『うる星やつら』の『ビューティフル・ドリーマー』。

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